新潟県佐渡市、「高齢者向け入浴支援補助事業」で不適切な事務処理

佐渡市役所
新潟県佐渡市は2026年4月6日、市民生活部健康医療対策課が所管する「高齢者向け入浴支援補助事業」で、要綱に従わない不適切な事務処理があったと発表した。
同事業は、市内の高齢者が入浴施設を利用した際にスタンプを付与し、一定数に達すると入浴料金を割り引きするもの。差額は市が補助金として事業者に交付する仕組み。
佐渡市は2025年7月1日、市有入浴施設の料金を500円から600円に改定した。しかし、補助金額を見直さないまま、担当者の判断で誤った運用を開始した。これにより、3事業者に計22万800円の損失が発生した。
同市は組織としての報告・連絡・相談の欠如、担当者の自己判断、上司による指示事項の進捗管理の不徹底を発生原因に挙げている。損失分については、2025年度予算で補填する。
同市は再発防止策として、報告・連絡・相談の徹底や、上司による進捗管理の強化、部下への具体的な指示の徹底を図る。また、指示事項の進行状況を随時確認し、遅れがある場合は原因を究明し、実施時期の報告を求めるとしている。