人も資金も「引き寄せる」 長岡で市民活動の実践講座(新潟県長岡市)

人材や資金の確保に悩む市民活動の現場に向けた講座「ボランティアと協賛を呼び込む!市民活動引き寄せの法則」が2026年2月28日、長岡市大手通のながおか市民協働センターで開かれた。会場参加に加え、ライブ配信も行われ、70人を超える参加があった。

ボランティアの集め方や活動の広げ方について語る登壇者。現場の経験に基づいた具体的な工夫が共有された

「年々ボランティアの年齢層が上がってきた」「協賛を集めたことはないが挑戦してみたい」――。こうした現場の声を背景に企画され、市内で活動を広げてきた青空ママフェス、NPO法人越の里山倶楽部、認定NPO法人UNEの3団体の実践者が登壇した。

講座はトークセッション形式で進行。第1部「ボランティアを引き寄せる法則」では、青空ママフェス実行委員会やNPO法人越の里山倶楽部の事例を紹介した。成功だけでなく失敗も共有され、参加者は自団体に適した方法を探る視点を得た。

青空ママフェス実行委員会の齊藤春奈代表は、当初4人で始まった活動が2025年には約106人規模に広がった経緯を説明。「同じ熱意を求めすぎないことが人を集めるポイント」と語った。一方、越の里山倶楽部の小山陽平事務局は、継続的な参加を促す工夫として、自ら収穫した米を贈るなど、参加者が楽しめる仕組みづくりを紹介した。

トークセッションでは、具体的な事例を交えながら現場の知見が共有された

第2部「協賛金・寄付を引き寄せる法則」では、「共感」と「信頼」の重要性に焦点を当てた。支援は単なる資金ではなく、「応援したい」という気持ちの延長にあるとし、各団体の実践例が共有された。

会場で参加した女性は「5月にチャリティーイベントを企画しているが初めてで分からないことが多い。経験者の話を直接聞くことができ、とても勉強になった」と話した。

講座を主催したながおか市民協働センターは、今後も地域活動の担い手育成と継続支援に取り組む方針としている。

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