帝京長岡高の運動部員ら50人が食中毒 8人からウエルシュ菌検出

新潟県は6月15日、帝京長岡高校(新潟県長岡市)の運動部専用食堂で提供された食事が原因の食中毒が発生したと発表した。長岡保健所は、学校法人帝京蒼柴学園に対し、15日から16日までの2日間の業務停止処分を行った。

県によると、同校から6月12日午前、「運動部の生徒複数人が下痢や腹痛、吐き気などの症状を呈している」と長岡保健所に連絡があった。同保健所が調査した結果、同食堂で調理された食事を食べた部員とコーチ137人のうち、調査できた50人が11日6時30分ごろから下痢や腹痛などの症状を発症し、このうち3人が医療機関を受診していたことが分かった。

患者50人の便を検査したところ、8人から食中毒菌のウエルシュ菌を検出。患者に共通する食事が同食堂で調理されたものに限られることや、症状がウエルシュ菌による食中毒と一致することなどから、同保健所は同食堂で6月11日に調理・提供された食事を原因とする食中毒と断定した。

患者は全員10代の男性で、入院者はいない。県によると、全員快方に向かっている。

長岡保健所は学校側に対し、調理施設の清掃や設備・器具の洗浄消毒を指示したほか、調理従事者への衛生教育を実施する予定としている。

新潟県内の2026年の食中毒発生件数は6月15日現在で14件、患者数は257人となった。

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