【多様な人材確保へ】三条市立大、学校推薦型選抜に「県内推薦」新設

三条市立大学外観
三条市立大学(新潟県三条市)は6月15日、2027年度入学者選抜から学校推薦型選抜に新たに「県内推薦」を設けると発表した。従来の「市内推薦」「工業系推薦」に加え、新潟県内全域の高校生らを対象とした推薦枠を新設し、多様な人材の受け入れを図る。
同大学ではこれまで、三条市内の高校に在籍または市内在住の高校生を対象とする「市内推薦」と、工業高校などで学ぶ高校生を対象とする「工業系推薦」を実施してきた。今回の開設の背景には、開学以降、県内の高校などから学校推薦型選抜の県内枠増設を求める声が寄せられていたことにある。
また、2027年度からは新たな学びの領域としてデジタル・グリーン分野の拡充を予定しており、これまで以上に多様な価値観や視点の融合が求められることから、「県内推薦」の制度を決めた。
県内推薦の対象は、新潟県内の高等学校または中等教育学校を2027年3月31日までに卒業見込みの人のほか、新潟県外の高等学校または中等教育学校を同日までに卒業見込みで、本人、配偶者または1親等の親族のいずれかが2026年4月1日から引き続き新潟県内に住民登録している人。
同大学は、技術力と創造力を兼ね備え、新たな価値を創出できる人材「イノベーティブテクノロジスト」の育成を掲げており、制度の増設により地域に根差しながら多様な価値創出を担う人材の育成を一層推進するとしている。
募集人員や出願資格などの詳細は、7月初旬に公表予定の「2027年度入学者選抜要項」で明らかにする。
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