医師不足解消、次の一手は「専攻医」に選ばれる新潟 花角知事が会見

新潟県の花角英世知事
9月25日、新県政記者クラブによる知事会見が開かれ、新潟県の花角英世知事が報道陣からの質問に答えた。
にいがた経済新聞は、地域医療の維持について質問した。
新潟県では近年、県内外の大学医学部に「地域枠」を設けているほか、県内の医療機関で研修する臨床研修医にも独自の支援を行い、若い医師の県内への定着を図っている。花角知事は「この2つに特に力を入れ、確実に効果が出てきた。地域枠の定員は2027年度には83人まで増え、臨床研修医の人数も高水準で確保できている」との見方を示した。
初期臨床研修を終えた医師は「専攻医」として専門医の資格取得を目指す。そのため、花角知事は「専攻医を県内に増やすことが次の目標。専攻医として新潟の病院を選んでもらえるよう、後押しする取り組みを進めている」と話した。
一方で、県内では医療機関のオンライン診療に関する実証事業を実施してきた。「実証実験を経て作成したガイドラインを県内各地域に応用し、普及させていきたい。オンライン診療にはまだ活用の余地があると思っている」との期待も示した。