インフル感染拡大、前週の1.6倍 新潟県が注意呼びかけ

新潟県庁
新潟県は10月8日に、9月28日~10月4日の感染症発生動向を発表した。インフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数は10.05人で、前週の6.29人から約1.6倍に増加した。
県は注意報を発令しており、学校での学級閉鎖なども増えているとして、基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。県内55の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は553人で、前週の346人から207人増えた。
保健所管内別の定点当たり報告数は、佐渡が24.00人で最も多く、村上19.00人、十日町15.00人、新発田12.25人、新潟市12.00人と続いた。年齢別では5~9歳が156人で最多となり、20~59歳が125人、10~14歳が108人、1~4歳が87人だった。
県によると、今シーズンは全国的にも例年より早い時期からインフルエンザの流行が始まっている。県内では昨シーズン、11月3~9日の週に注意報基準を超えており、今シーズンは約1カ月早い時期に同基準を上回った。
一方、新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は2.11人で、前週の1.62人から増加した。患者報告数は116人だった。
県は発熱やせきなどの症状がある場合は外出を控え、やむを得ず外出する際はマスクを着用するよう求めている。
また、手洗いや人混みを避けるなどの感染対策を呼びかけている。
65歳以上の高齢者や、一定の基礎疾患がある60~64歳を対象としたインフルエンザと新型コロナウイルスのワクチン定期接種も始まっている。県は重症化予防の観点から接種が有効としている。