石田製作所(新潟県三条市)の燕工場が完成 11月2日から本格稼働

精密板金加工などを手がける有限会社石田製作所(新潟県三条市)は、新潟県燕市吉田下中野の燕工場の増改築工事を完成させた。10月31日に竣工式を開き、11月2日から本格稼働する。精密板金と精密切削・金型加工の技術を融合し、航空・宇宙・防衛、半導体などの分野への事業展開を進める。

同社は1949年創業。農業機械や電子機器、アウトドア関連などの分野で事業を展開してきた。2024年11月には航空宇宙・防衛分野の品質マネジメント規格「JIS Q 9100」の認証を取得した。

2025年4月には、長年の主要取引先だった富士通フロンテックから一部事業を承継し、工機事業部を新設。承継後は同社の新潟工場内で事業を続けてきたが、燕工場の増改築を機に新たな生産拠点として本格稼働する。

燕工場では、同社が培ってきた精密板金加工技術と、事業承継によって引き継いだ精密切削・金型加工技術を組み合わせ、顧客への提案力を高める。創業から77年で蓄積した技術や人材を次世代に継承し、新分野に挑戦する拠点と位置付ける。

竣工式は10月31日午前10時から燕工場B棟で開催する。国会議員や県議会議員、金融機関、取引先、工事関係者、社員ら約65人が出席する予定。テープカットや工場見学などを行い、同時5軸制御マシニングによる精密切削加工や、3次元測定機による検査工程などを公開する。

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