ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)が三条市内の小学校などへ図鑑を寄贈、感染症禍で減少した工場見学に替わる学習支援を


左から、ダイニチ工業株式会社の吉井唯代表取締役専務、三条市教育委員会の長谷川正二教育長、ダイニチ工業株式会社管理本部広報室の小出和広室長

ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)は8日、同社が制作に協力した図鑑『学研の図鑑LIVE もののしくみ』(発行元:株式会社学研プラス)20校分を三条市教育委員会へ贈呈した。コロナ禍の影響で、工場見学などの学習機会が失われている児童を支援するための取り組みで、贈呈式の開催は長岡市教育委員会に次いで2回目。同社では三条市と長岡市以外にも、県内438校の小学校と特別支援学校に図鑑を寄贈する。

『学研の図鑑LIVE もののしくみ』は今年7月の発行。身の回りにあるあらゆるモノの仕組みや構造を、透視図などを用いて図解しており、その中でも「石油ファンヒーター」の項目でダイニチは制作に協力した。

またダイニチでは長年、主に小学生を対象とした社会科の工場見学を受け入れてきたが、近年は新型コロナウイルスの影響により機会が減少しているという。

吉井唯代表取締役専務は今回の贈呈式の中で「社員からも『実は小学生のころにダイニチに見学をした』という話を聞くことがある。工場見学は、社員の動きや製造の工程を見る中で何か発見があり、ゆくゆくは仕事に繋がっていくことがあると思うが、そうした機会が奪われている現状はもったいない。(今回寄贈した図鑑が)見学に替わるものとして、学びのきっかけになればと考えた」と話す。

目録の贈呈の様子

ダイニチが制作に協力した「石油ファンヒーター」のページ。同社の開発部にも確認を取りながら書かれているという

贈呈された図鑑は、今後三条市内すべての小学校の図書館へ配布される予定である。三条市教育委員会の長谷川正二教育長は「図書館では図鑑の貸し出しは特に多いので、(贈呈された図鑑も)一生懸命読んで勉強してもらえると思う。三条はものづくりのDNAを受け継ぐ町なので、子どもたちもその遺伝子を受け止め、世界へ羽ばたいてほしい」と感謝と期待の言葉を述べた。



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