新潟駅連続立体交差事業の工事現場が公開される

来年4月に第一期開業

高架化される在来線ホーム。第一期開業は2~5番線の4線

新潟県、新潟市、JR東日本が事業主体となって進めている新潟駅周辺整備事業のメーンとなる連続立体交差事業の工事現場が報道陣に公開された。来年4月に第一期が開業する。

新潟駅周辺整備事業は、日本海側の拠点にふさわしい陸路の玄関口整備と都市機能の強化に向けて2006年にスタート。信越線、越後線、白新線などすべての在来線を高架化し、高架下空間の有効利用による都市機能の充実および南北市街地の均一的発展推進や新幹線・在来線同一ホーム乗り換えによる利便性向上などが図られるもの。

総事業費約885億円。来年4月の第1期開業では、越後線方の高架工事が完了し、高架線路2~5番線が供用開始となる。在来線と新幹線が同一階層になることで、階段の上り下りが必要なくなり、スムーズな乗り換えが可能となる(新幹線ホームと在来線ホームの間に改札口が設けられる)。

また、越後線の高架化完了に伴い、これまで渋滞を引き起こしていた駅付近の踏切2か所(天神尾踏切、米山踏切)が廃却となり、鉄道横断道路として「新潟鳥屋野線」が開通となる。

この日視察に訪れた篠田昭新潟市長は、「来年のゴールデンウィーク前に第一期開業していただけることになったことは大変ありがたい。新潟駅周辺に賑わいが出て求心力が増すことで、人の導線が明確化されることを期待したい。南北市街地の一体感も出る」と満足気に話していた。

JR東日本の今井政人執行役員新潟支店長は、「駅が変わることで、より一層の地域活性化に寄与したい」と話していた。

なお26日には新潟駅高架工事現場の一般向け見学会が開かれる。申し込み(20日まで)、問い合わせは市役所のコールセンター(025-243-4894)まで。

在来線ホームと新幹線が同一階層になる

 

 

今井政人JR東日本新潟支店長(写真右)の説明を受ける篠田昭新潟市長