キリンビールが来月5日に、キリン「氷結®ストロング 新潟産洋梨 ル レクチエ(限定出荷)」を全国販売

キリン「氷結®ストロング 新潟産洋梨 ル レクチエ(限定出荷)」

西洋なしの貴婦人「ル レクチェ」の認知度向上に期待

キリンビール株式会社は11月5日、新潟産洋梨「ル レクチエ」を原料に使用した新商品・キリン「氷結®ストロング 新潟産洋梨 ル レクチエ(限定出荷)」の全国販売を始める。全国で18万ケース(このうち新潟県で2万5000ケース)の販売を予定している(1ケースは350ml缶×24本換算)。価格はオープン価格だが、コンビニでの価格で350ml(税込156円)、500ml(税込212円)を想定している。「新潟県の成人約180万人のうち、3人に1人に飲んでいただきたい」とキリンビール新潟支社では話している。

キリンビールでは、2015年から、地域のこだわりの果実を使って地域の人々との協働でつくった「氷結®」を全国で販売する「いいね!ニッポンの果実。氷結®」プロジェクトを展開している。これまでに「清見みかん」「ふくしまポンチ」などを使った氷結®を販売しており、今回のル レクチエは17品種目となる。JA全農にいがたとの協働で製品化した。芳醇な香り、とろけるような甘さ、すっきりした飲みごたえという。

11月5日に全国販売を始める

ル レクチェは、新潟県が圧倒的な生産量を誇っている西洋梨で、上品な甘みなどから「西洋なしの貴婦人」とも呼ばれている。明治36年頃、新潟県の果樹農家・小池左右吉(こいけさゆきち)氏がフランスから苗木を取り寄せたのが始まりといわれている。原産国のフランスでは、栽培の難しさから生産が途絶えたが、新潟県では、長い歳月をかけて、栽培・追熟技術の研究を重ねた結果、安定的な出荷が可能となった。

毎年11月下旬から12月中旬にかけて出荷されるが、今年は病害などの被害が少なかったことから、JA全農にいがたでは昨年を超える出荷量(約800t)を見込んでいるという(10月10日時点)。また今年は高温・干ばつが続いた昨年と違い、適度な降雨があったことから、果実は平年並みか、やや大玉傾向で、糖度についても、例年より高い傾向にあるという。

一方、農家の所得向上には、需要減少や価格の下落傾向にある米だけでなく、園芸への取り組みが不可欠といわれ、新潟県でも「新潟県園芸振興基本戦略」を策定するなど園芸振興に向けた取り組みを加速し始めている。こうしたなか、新商品の販売は、新潟を代表する名産品であるル レクチエの認知度向上などにつながっていくことが期待されている。

【氷結®ストロング 新潟産洋梨 ル レクチエ(限定出荷)】
発売容器/350ml缶、500ml缶 ※ルース仕様
アルコール・果汁/アルコール分9%、果汁0・3%

新潟県で2万5000ケースの販売を予定している(1ケースは350ml缶×24本換算)

キリンビール株式会社の内田正彦新潟支社長(右)とJA全農にいがたの神林正浩園芸部長