新潟学園(新潟市西区)で創立110周年記念式典が開催される

創立110周年記念式典の様子

県内唯一の児童自立支援施設である新潟学園(新潟市西区)の創立110周年記念式典と学園祭が2日、同学園で行われた。島田久幸園長は、式辞の中で、関係者への感謝を述べるとともに、「全国的に入所児童は減少傾向にある一方で、社会的養護については量・質ともの拡充していくことが求められている。また入所児童の事情や背景も多様化・複雑化してきており、ニーズに対応できる施設運営、支援方法への見直しが求められている。(こうしたなか、新潟学園では)数年前に検討チームが立ち上がり具体的な見直しを進めている」などと語っていた。

島田久幸園長

新潟学園は明治42年に新潟市旭町2番町の「県立美術館」を借りて開園し、昭和5年に現在地に移転した。敷地内には本館、体育館、寮舎・調理棟などがあるほか、「新潟市立内野小学校希望が丘分校」、「新潟市立内野中学校希望が丘分校」が設置されている。また老朽化が進んだことから、平成28年にはPFI方式で全面改築を行っている。

運営面では、地元の五十嵐3の町自治会、新潟南ロータリークラブ、新潟大学吹奏楽部などで構成される「新潟学園運営連絡協議会」を通じて地域の人々から運営に参加してもらっているほか、多くのボランティアが運営に協力しているという。

新潟学園

なお、式典には、新潟学園運営連絡協議会会長でもある五十嵐3の町自治会の櫻井哲資会長や、同協議会副会長でもある新潟南ロータリークラブの服部正会長も来賓として祝辞を述べていた。このうち新潟南ロータリークラブの服部会長は、新潟南ロータリークラブ チャーターメンバーが初めて奉仕活動を行ったのが新潟学園だった逸話などを紹介していた。

また、新潟大学吹奏楽部の記念演奏も行われ、多くの人々が演奏に聞き入る姿も見られた。70名あまりの部員が在籍する同大学吹奏楽部も新潟学園運営連絡協議会のメンバーで、昭和53年から毎年新潟学園で演奏会を行っているほか、運動会の時の演奏など様々な場面にかかわっているそうだ。

新潟大学吹奏楽部の記念演奏も行われた