新潟市中央区に建設の進む「新潟県赤十字血液センター」

建設中の新潟県赤十字血液センター

日本赤十字社の新しい「新潟県赤十字血液センター」の建設が新潟市中央区美咲町で進んでいる。現在の新潟県赤十字血液センターは、日本赤十字社新潟県支部なども入る中央区関屋下川原町の建物に入っている。だが、昭和49年の建設から築40年を超えて老朽化していることから、築移転工事を進めている。来年3月8日に開所し、24日は開所式を行う予定だ。

 

新潟県内の血液事情

新潟県内では、新潟市中央区にある「献血ルームばんだいゆとりろ」、長岡市にある「献血ルーム千秋」のほか、献血バスが県内各地に出向いて献血を行っている。平成29年度は延べ8万5159人が献血を行っったという(血液製剤7万7774本分)。

献血で集まった血液は、埼玉県にある「ブロック血液センター(関東甲信越ブロックの血液センター)」に運搬され、遠心分離機などを用いて各血液成分(赤血球、白血球、血小板)に分離、血液製剤にしている。製剤は、大量出血の時に使われる「全血製剤」、血小板減少の時に使われる「血小板製剤」などがある。有効期限は製剤により異なるが、短いもので4日間という。

その後、県内の必要量が、新潟県血液センターへと運搬。さらに同センターから県内の医療機関などへと運ばれ、がんや血液のがんと言われる白血病をはじめとする病気の治療に使われている(なお新潟県血液センターには3日分ほどの必要量を保存しているそうだ)。つまり県内の血液の供給基地の役割を担っている。

こうしたなか、9億5000万円を投じて建設中の「新」血液センターは、面積約9815平方メートルの敷地に、鉄筋2階建ての建物と車庫2棟、倉庫などからなる。また、献血バス・献血運搬車用プラットホームを設置するなど、より効率的に血液供給行える設計にしているという。さらにアクセス面でも、北陸自動車道や新潟バイパスのインターチェンジにもほど近く、運搬業務の効率化も見込める。

日本赤十字社新潟県支部:https://niigata.jrc.or.jp/
新潟県赤十字血液センター:https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/niigata/index.html
献血バス運行スケジュール:
https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/niigata/place/m1_03_bus_schedule.html