三井住友海上と越後天然ガス(新潟市秋葉区)が、天候デリバティブ契約を締結

暖冬時の収益変動リスクを回避する目的

21日、三井住友海上株式会社が、越後天然ガス株式会社(新潟市秋葉区)と天候デリバティブ契約を締結したことを発表した。

天候デリバティブ契約は、異常気象や天候不順に伴う損失を軽減するための取引。気温、降水量、風速、積雪量等の天候データを用いて算出された「予め契約で定められた指標」の値と、「実際の気象現象によって発生した指標」の値との差異に応じて、金銭の授受が行われる。

今回の三井住友海上と越後天然ガスの契約では、12月から来年3月までの期間における、日平均気温の累計値を指標とする。新潟市秋葉区や江南区内の一部地域、および五泉市へ都市ガス供給を行っている越後天然ガスでは、暖冬になった場合はガス供給量が低下し、収益が変動するリスクを抱えていることから、これを天候デリバティブ契約によって回避する目的がある。

天候デリバティブは暖冬リスク以外にも、大雪、雪不足、猛暑、冷夏、強風、日照不足など、さまざまな天候リスクに備えることが可能。三井住友海上によると、除雪費用の変動に悩む地方公共団体や民間事業者等でも、天候デリバティブは活用できるとのことだ。