じゃらんリサーチセンター、「じゃらん人気温泉地ランキング2022」の投票結果を公表
株式会社リクルート(東京都)の観光に関する調査・研究、地域振興機関であるじゃらんリサーチセンターは、「じゃらん人気温泉地ランキング2022」投票(温泉地利用に関するアンケート)を実施し、その結果を公表した。
投票は旅行サイト「じゃらんnet」会員を対象に、8月23日から31日まで実施。1万3,961人が回答した。
対象温泉は東京都、沖縄県を除く全国の327温泉地(新潟県内では池の平温泉、糸魚川温泉、岩室温泉、鵜の浜温泉、越後湯沢温泉、大湯温泉、貝掛温泉、麟麟山温泉、五頭温泉郷、咲花温泉、佐渡加茂湖温泉、瀬波温泉、月岡温泉、燕温泉、栃尾又温泉、舞子温泉、松之山温泉、妙高温泉、六日町温泉、弥彦温泉、湯田上温泉)。
今年度で16回目の実施で、今回から新型コロナウイルス感染症の影響で密を避けた少人数の旅行スタイルも注目されていることから、ひとり旅で行きたい温泉地ランキングを新設した。
来年2月号の「じゃらん」(北海道版、関東・東北版、東海版、関西・中 国,四国版、九州版)において、結果とそれをもとにした周辺のおすすめスポットなども併せて紹介する記事を掲載予定。
なお新潟県内では赤倉温泉が、「全国 満足度(秘湯部門=1年間の訪問者が50人以上100人未満)」で10位に入った。
主な結果は以下の通り。
全国人気温泉地ランキング(これまでに行ったことがある温泉地のうち「もう一度行ってみたい」温泉地)
1位:草津温泉(群馬県)2,565票(前年2位)
2位:箱根温泉(神奈川県)2,485票(前年1位)
3位:登別温泉(北海道)1,748票(前年3位)
4位:道後温泉(愛媛県)1,668票(前年4位)
5位:別府温泉郷(大分県)1,395票(前年5位)
(※新潟県内の温泉地は50位以内に入らなかった)
調査開始以来、初めてトップが入れ替わり、草津温泉が「街の雰囲気」「効能や泉質」が高評価を得て1位となった。2位の箱根温泉は「交通」「街の雰囲気」「自然」などの評価が高かった。
20、30代の1位は箱根温泉、40、50、60代は草津温泉が1位だった。
関東・甲信越居住者の1位は草津温泉、2位は箱根温泉、3位は熱海温泉(静岡県)、4位は鬼怒川温泉(栃木県)、5位は登別温泉だった。
全国あこがれ温泉地ランキング(まだ行ったことはないが「一度は行ってみたい」温泉地)
1位:乳頭温泉郷(秋田県)2,413票(前年1位)
2位:草津温泉(群馬県)1,956票(前年2位)
3位:由布院温泉(大分県)1,778票(前年3位)
4位:銀山温泉(山形県)1,773票(前年5位)
5位:道後温泉(愛媛県)1,673票(前年4位)
(※新潟県内の温泉地は50位以内に入らなかった)
3年連続で乳頭温泉郷が1位だった。順位の上昇が目立ったのは、大歩危・祖谷周辺の温泉(徳島県)、ウトロ温泉(北海道)、ニセコ温泉郷(北海道)、嬉野温泉(佐賀県)、カルルス温泉(北海道)。
【新設部門】今国ひとり旅で行きたい温泉地ランキング(これまでに行ったことがある温泉地のうち「ひとり旅で行ってみたい」温泉地)
1位:箱根温泉(神奈川県)1,292票
2位:草津温泉(群馬県)814票
3位:道後温泉(愛媛県)782票
4位:熱海温泉(静岡県)644票
5位:有馬温泉(兵庫県)607票
(※新潟県内の温泉地は30位以内に入らなかった)
箱根温泉は「静かな環境でゆっくりと過ごせる」「公共交通機関や送迎付きで行ける」「1人でもお得に利用できる」の順で評価された。草津温泉は「静かな環境でゆっくりと過ごせる」「温泉が広々している」「一人でもお得に利用できる」の順で評価された。