附属新潟中学校の2年生が「中学生の視点からの『万代島地区将来ビジョン』」を県や市などに提出

中学生の視点からの『万代島地区将来ビジョン』」は総合的な学習の時間において策定した

新潟大学教育学部附属新潟中学校2年生の生徒が25日、新潟市役所を訪れ、総合的な学習の時間を使って策定した独自の「万代島地区将来ビジョン」を、新潟県(田中昌直交通政策局長)、新潟市(栁田芳広都市政策部長)、新潟西港・水辺まちづくり協議会(鈴木寿行氏)に提出した。

同校では総合的な学習の時間において、1学期は、「湊町新潟の魅了と課題を発見する」をテーマに、新潟県、新潟市、新潟西港・水辺まちづくり協議会、新潟総踊り実行委員会から講演してもらったという。2学期は学外で、NPO法人新潟みなとクラブ、国交省新潟港湾・空港事務所、県、市、環境省、新潟漁業協同組合の協力を得て、新潟港近くにある下町(しもまち)探索、乗船体験、万代島にある商業施設「ピアbandai」の清掃活動などを通じて学習。この成果をもとに将来ビジョンを策定した。

具体的な将来ビジョンの内容としては
・朱鷺メッセとピアbandaiの間にある入り江を埋め立てて、そこに、「食文化にまつわる施設」「市民生活に根付いた施設」「体験型施設」からなる商業区域を設ける構想
・パーク&ライドの駐車場を設けて安価で利用できるようにし、近くを通る東港線の交通渋滞を緩和する構想
・東京ではなかなか見られない夕日の活用
・ごみ(漂着ごみ)問題を知ってもらえる活動
などを考案したという。

考案した生徒の1人は、「埋め立てて作る商業施設は古町が衰退するなか、コンパクト・シティの必要性が高まっており、その流れに合致する。万代シテイが成功していることを考えると収益も見込める。また、パーク&ライドの駐車場に新たなバスターミナルを建設すれば、万代シテイの混雑解消にもつながる」といった趣旨のことを説明していた。

提案を聞いた関係者の1人は、「素敵な提案が多く感心している。皆さんの感じている『新潟はこうであったらいい』というものをどんどん投げかけてほしい」などと述べていた。

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万代島 地図