新潟IPC財団が「未来創造アイデアソン」を開催


ピッチの様子

(公財)新潟市産業振興財団(新潟IPC財団)は7日、アイデアソン、ベンチャー起業家によるインプットセミナー、アフター交流会をセットしたイベント「未来想像アイデアソン」を新潟市中央区のスタートアップ拠点「SN@P」で開催した。

アイデアソンは、アイデアとマラソンを組み合わせた造語で、新しいアイデアを生み出すために行うイベント。

7日のイベントには、35名が参加。参加者たちは、まず新潟市出身のベンチャー起業家・株式会社meleap CEOの福田浩士氏(略歴は後述)のインプットセミナーを聴講した。

その後、テーブル(数名が着座)ごとに各自が自己紹介してテーブルの代表(CEO)を選出し、各テーブルから選ばれたCEOは、参加者を前に案(テーマ)を発表した。参加者たちは、その発表を聞き、どのCEOのグループに参加するのかを決めたという。

その結果、2~7名程度の8グループに分かれ、グループごとに、インプットセミナーの感想を共有したり、「子どもの頃に叶えたかった夢は?」「いま興味をもっているテクノロジーは?」など、簡単なクエスチョンに答えたりしながら、80分間、ビジネスアイデアを膨らませていったという(アイデアワーク)。

アイデアワークの後は、各チームが順番に3分間のピッチ(短いプレゼン)を行ない、それを聞いた福田氏をはじめとする審査員からの3分間質疑が行われた。

ピッチの様子

そのピッチで登場したアイデアは斬新だった。

例えば、「新潟の冬空を晴れさせる製品」。具体的には、腕にはめるだけで、その人物が(雨風を避けることができる)膜に覆われる「iLS」という名の製品。心拍数などからその人の気分を測定して気分に合った音楽が自動で流したり、AR(拡張現実)技術を使って実際の風景(吹雪)に、バーチャルの視覚情報(晴れの映像)を重ね合わせたりして、外出を楽しくしようというものだ。

また、ECサイトとVRオンラインツアーを組み合わせたアイデアも出ていた。ECサイトで新潟の「米」や「味噌」や「魚介類」を買うと、稲刈り、味噌蔵見学、漁体験などのVRツアーが付くてくるというもの。4Dシアターのように振動を体感できたりする構想や、微少なカプセル状になったインクが擦れることでカプセルが割れて香りがでる印刷技術を使って香りを届けるアイデアなども披露されていた。

審査員も務めた福田氏は、「今後もどんなアイデアがいいのか考えることを繰り返してほしい。色々な人とも議論していってほしい。そうすることでアイデアがストックされ、仲間も増えていく。また、やってみたいことが見つかったら、一歩踏み出して突き詰めていくのもよいのではないか」などと語っていた。

株式会社meleap CEO 福田浩士氏。
東京大学大学院卒業後、株式会社リクルートに就職。2014年に独立し、株式会社meleapを設立。”かめはめ波”を撃ちたいという想いからAR技術を活用したテクノスポーツ「HADO(ハドー)」を作りだす。現在、26カ国65か所にHADOの店舗を展開。2016年からはAR/VR初の大会「HADO WORLD CUP」も開催している。


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