新潟イノベーションプログラム(NIP)の事業創発発表会が開催

講評を述べるスノーピークの山井太代表取締役社長

8つのグループが事業化を目ざして発表した事業構想

16日、野村證券新潟支店および野村総合研究所2030年研究室が主催する、「新潟イノベーションプログラム(NIP)」の事業創発発表会が開催された。

NIPは、新潟の次世代経営者やクリエイターが集い、地域に夢のある新事業の種を生み出す地域創生プログラム。2018年に始まり、2期目を迎えた今回のNIPに参加したのは、将来の新潟経済を担う「次世代経営者」のほか、新潟にゆかりのある「クリエイター」「メディアパートナー」「次世代チャレンジャー(学生)」など計30人。

この30人が8つのグループに分かれ、117日間にわたって事業構想を案出し、発表したのが16日の発表会。200名ほどが見学に訪れた発表会には、事業構想を様々な業界の見学者に広く周知することで、各グループがその実現に向けた指導や支援を得るきっかけを作ってもらう狙いがある。

あるグループの117日間にわたる事業構想の履歴

なお2018年の第1期NIPからは、一社の新規法人が誕生している。

16日に発表された8つの事業構想および概要、チーム、メンバーは次の通り(☆はチームリーダー)。

①新時代の旅を提供するモーターホーム事業
解説:モーターホームを使った旅行提供
チーム名:Nice Time Company
・株式会社スノーピーク、ブランドエンゲージ部 本間航
・株式会社ソルメディエージ、代表取締役 丸山健太☆
・新潟大学経済学部、久保ほのか
・新潟大学大学院自然科学研究科、室田雅貴
・株式会社レルヒ、代表取締役社長 高村秀夫

②酒の留学
解説:雪室を使った酒の貯蔵
チーム名:酒の留学
・長岡工業高等専門学校電子機械システム工学専攻、齋藤祐功
・株式会社フレーム、代表取締役 石川竜太
・マルソー株式会社、代表取締役社長 渡邉昌行☆

③夫婦円満アプリ どーなっつ!
解説:夫婦間における家事負担の分担により育児ノイローゼ等を回避するアプリ
チーム名:チームあいさい
・株式会社ガゾウ、代表取締役 金田篤幸
・株式会社八号線、代表取締役専務 澤野裕次郎☆

④Niigata Ippin Project(NIP)
解説:新潟のモノづくり×アニメのコラボ商品を生み出すプラットフォーム
チーム名:N PRIDE
・株式会社笹永商店、取締役 笹川和代
・ジンボラボ、代表 神保貴雄
・新潟大学経済学部、藤田拓未
・株式会社新潟放送、経営戦略室 品田泰☆
・株式会社ミタカ、取締役副社長 秋山博一

⑤全自動口腔クリーナー‟MoM”
解説:お年寄りの口腔ケアを簡単にできるようにする器具
チーム名:大塩歯科研究所
・株式会社ガゾウ、代表取締役 金田篤幸
・坂井精機株式会社、専務取締役 坂井良宏
・株式会社スマイルファーム、代表取締役 安達里枝
・新潟大学歯学部、大塩優多☆

⑥KAKUDA BASE
解説:コンテナビレッジからの男の遊び場提供
チーム名:Route402
・Studio Roop、代表 吉沢浩二☆
・新潟大学経済学部、菅野雅史
・新潟大学経済学部、冨田翼空

⑦プロがシェアするパーキング ちょい貸し野郎!ジョン&パンチ
解説:駐車場のシェアリングサービス
チーム名:ウォンツ
・株式会社岩波不動産、代表取締役 小栗紀義☆
・株式会社ガゾウ、代表取締役 金田篤幸
・株式会社笹永商店、取締役 笹川和代
・日生不動産販売株式会社、法人兼投資運用事業部営業部長 戸口英伸
・株式会社八号線、代表取締役専務 澤野裕次郎
・株式会社ブルボン、統合企画部部長代理 吉田匡慶

⑧ほろ酔いいちご
解説:雪室を活用して作る真夏の極甘いちご
チーム名:雪室farm
・岩塚製菓株式会社、執行役員生産管理部長 浅川慎一☆
・株式会社大谷、代表取締役社長 大谷尚子
・株式会社大谷、取締役 堂田浩之
・株式会社新潟日報社、経営統括本部総合プロデュース室長 鶴間尚
・株式会社ミタカ、取締役副社長 秋山博一

16日の発表会には、昨年の第1期に続き、株式会社スノーピークの山井太代表取締役社長がスペシャルアドバイザーとして参加。山井氏は講評で、「確度がずいぶん高い8つのプレゼンテーションであったと感じています。あとは新潟の経済界、金融の皆さんも聞いていらっしゃると思うので、(資金面を)各々適切に解決していただいて、8つの事業が適切に事業化することを期待しています。」と述べていた。

また新潟のNIPほか、十勝(TIP)、琉球(RIP)、山陰(SIP)でも行われている本プログラムを開発した野村総合研究所2030年研究室の齊藤義明室長は、「本日の発表の構想が続々と事業化し、後に続く新潟の世界に、挑戦していくことの価値というのを伝えてくれることを信じています」と総括を締めくくった。