岩塚製菓(新潟県長岡市)の年末年始商戦で手土産需要が好調に推移


ギフトの箱詰め作業の様子

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は、同社最大とも言えるお歳暮商戦、クリスマス商戦が終わり、現在は年始挨拶用の手土産需要など年末年始商戦で活気づいている。今後は年内中に年始用の商品を企業向け中心に出荷する。

同社の長岡工場(長岡市)では、通常の約30人勤務体制が12月29日まで約100人体制を敷き、商品生産に追われている。取材した日は、工場の作業員のほか、本社スタッフも応援に出て、忙しく作業をする姿が見られた。

全国的なギフト業界は、コロナ禍による手土産需要の減少などで全体的に低下傾向が見られる中、今冬は同社の店頭ベースでは昨年実績を上回るペースで推移している。同社によると、コロナ禍で会えなくなり、関係性が遠くなったことで、お歳暮を辞める人が出るなど個人のギフト需要が若干落ちているが、法人需要は相変わらず底堅いという。

一方で、同社によると、お歳暮時期に珍しい商品が多く出回ることから、最近の特徴的な傾向として、“自分用”が増加しており、自宅へ贈る顧客が増えているという。例えば、同社では安定供給できないためラインナップに入れていないが、他社のカタログでは、割れたせんべいの「割れせん」が売られており、人気を博しているようだという。

同社のグループ会社が展開する販社があり、通販部門が新潟味のれん本舗、店舗販売が瑞花となっている。瑞花は東京・銀座に直営店があるほか、百貨店などで販売している。

長岡工場の樋浦秀雄工場長は、「瑞花の11月売上高は一気に人が動いて対前年比増になったが、今は落ち着いている。一昨年の売り上げまでは戻らない感じだが、12月についても対前年比増の傾向だ。コロナウイルスが流行していた昨年はネット販売が良かったが、今年は手土産需要で使う商品が伸びている」と話していた。

忙しく作業をする姿が見られた

自動袋詰めの機械



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