新潟中央高校の放送部のメンバーが三角だるまを取材

県立新潟中央高校の放送部のメンバー(広川真見さん、田口眞希さん、小野ひかるさん)が7日、新潟を代表する伝統民芸品・三角だるまを製造する「今井人形や」(阿賀野市)を訪問し、三角だるまの製造工程などを取材した。

株式会社ハリカ水原店と五泉店の今井一志社長が設立した株式会社WIN-WINが運営する阿賀野市の物販・観光PRサイト「ごずっちょねっと」を見て、三角だるまに興味を持ったという放送部のメンバーの3人は、機材をセットし撮影しながら、三角だるま作り45年の達人・今井マス子氏に、製法へのこだわりなどについて質問をしていた。
今回取材した作品は、今秋開催される「QK杯校内放送コンクール」(主催=新潟県高等学校文化連盟・NHK新潟放送局)に出品するそうだ。

三角だるまは、円錐状に尖った起き上がり達磨。今井人形やでは、安田瓦にも使われている良質な粘土で作った椀型の底の部分に、円錐状にしたボール紙の胴体を付けて作る。
大きさは、5cm程度から1m近いものまで様々。今井さんが作るダルマには赤と青と白の三色があるそうだ。

今井人形やの初代・今井伝十郎氏が人形を作り始めたのは文化年間(1806)という。かつては、高田や、柏崎、見附などでも作られていたが、現在では、ほとんど作られていない。

放送部のメンバーは、
「三角だるまを作ることの大変さがわかりました。まず、現在主に作っているのは、今井さん1人であるということに驚きました。沢山の注文がある中で、1人でそれらを作ることはかなりの労力が必要になると感じました。また、真夏でも三角だるまを作る工程から、ストーブを使わなくてはいけないという点にも驚きました。この伝統を次の世代にも残し、続いてほしいと思いました。このような点を、作品を見て頂く人にも伝わるように作品を仕上げたいです」
と感想を述べていた。

(ごずっちょねっと)
http://shop.gozuccho.net/

取材風景

三角だるま作りにもチャレンジ

伝統の刻まれた、この看板を次代に継承していくためにも、後継者の確保は喫緊の課題