新潟市でサウンディング型市場調査の事前説明会が開催される

西堀ローサのテナント構成などソフト面の活用案を模索

西堀ローサ(2017年撮影)

新潟市の地下街「西堀ローサ」を所有する新潟地下開発などは5日、西堀ローサの新たな活用法を模索するためのサウンディング型市場調査の事前説明会を開催した。

サウンディング型市場調査とは、公有地や公共施設の活用などについて事業検討の段階で行われるもので、行政は、公募によりエントリーした民間事業者から対話を通じて市場動向などを調査する。行政側は、事業の実現可能性や活用に向けたアイデアなどを把握でき、民間事業者側は、行政の運営方針や考え方を確認できるなどの利点がある。新潟市では二葉中学校跡地グランド部の活用法についてサウンディング型市場調査が行ったことがあり、今回は2例目となる。

西堀ローサは現在、駐車場部分が市の所有、商店街は、市と第三セクター「新潟地下開発」が共同で所有している。今回は三セク側が主体となって調査を進めるが、リニューアルなどの事業化を前提にしたものではなく、ソフト面の活用案を模索することが狙いだという。

西堀ローサと直結する複合商業ビル「NEXТ21」に中央区役所や免許センターが入って以来、長く沈滞ムードだった古町地区にも人の流れが戻ってきた。加えて、旧大和の再開発ビルも工事が始まり、上げ潮ムードの中で、西堀ローサが中心的な拠点施設となるような活用法を模索する。対話する内容は、「テナントの構成」「他商業施設との差別化」「ローサ全体のコンセプト案」「中央広場の活用法」など。

5日の事前説明会では、三セク側から施設の概要の説明が行われた。西堀ローサの一部は国道の下を通っていることから、国、新潟市、消防法などの縛りもあり、活用にあたっては条件面で難しい面が多々ある。このため、参加者らは会議室から実際に現地に足を運んで管理者の説明を聞いた。サウンディング市場調査は5月中旬にエントリーした事業者を呼んで行う。結果は西堀ローサのホームページに掲載される(事業者名は非公開)。

古町7番館ビルで開かれた事前説明会の様子

現地に赴き説明を受ける