上越市の高田世界館の映画看板を県立高田北城高校美術部が制作


美術部が描いた看板

「死霊の盆踊り」と「プラン9・コロム・アウタースペース」を上映

新潟県上越市にある日本最古の映画館と言われる高田世界館が地元女子高生とコラボ…。同館が22日から、ばかばかしくて笑える史上最低の映画と言われる映画を上映するのに伴い、県立高田北城高校美術部に看板制作を依頼した。同館を運営するNPO法人街なか映画館再生委員会の岸田國昭代表が高校生に映画館に足を運んでもらうきっかけになればと同部に打診し、今回の企画が実現した。

上映は、女幽霊たちの物語で、映画史に残る最低映画といわれる「死霊の盆踊り」(2月22日から28日まで)、史上最低の映画監督といわれるエド・ウッドのUFO映画で、日本初上映の「プラン9・コロム・アウタースペース」(2月29日から3月3日まで)。今月22日は2本立てで、映画評論家の江戸木純氏が来場し、解説する。

アクリル絵具など材料費は同館が支給。180センチ×180センチの看板を美術部メンバー10人が半数で1枚ずつを約1か月かけて完成させた。予告動画などを見て原画を作成し、放課後や休日などを使って描き上げた。

高田北城高校美術部メンバー

梨本佳部長(2年)は「(依頼が来たときは)驚いたが、やろうと思った。今は見てみたい」と話した。原画を担当した朝妻縁さん(2年)は「予告編を見て書いた。(看板になって)不思議な感じがする」と話した。高校生には謝礼として、鑑賞券を配る予定。

高田世界館は今年で109年目の現存する日本最古級の映画館であり、明治期の洋館風建築や古い映写室が特徴。2007年まで高田日活(成人館)として営業していたが、2009年にNPO法人街なか映画館再生委員会が発足し、一般の映画館になった。

制作過程の様子(学校側提供)