世界で活躍してきた公邸料理人によるフランス料理店「absinthe(アブサン)」(新潟市中央区)


料理ができるライブ感を味わえるカウンター席。ワインは常時約30種類を取り揃え、中には珍しいモルドバのワインも

海外の日本大使館で腕をふるってきた料理人が、2019年10月、独立を機に古町でフランス料理店「absinthe(アブサン)」をオープンさせた。オーナーシェフの泉井則広さんは、26歳の時にブラジルはリオデジャネイロの日本大使館を皮切りに、バーレーン、ウクライナと合計で約10年間、公邸料理人として大使夫妻やゲストをもてなしてきた。

「海外から新潟を見た時に、たくさんある新潟の食の魅力がこちら側まで伝わっていなかったんです。新潟はいいものが当たり前にあるからこそ、そのすごさに気づいていなかったり、発信が足りていないと感じていました。お店を通じてそんな魅力を伝えていきたいし、全国からお客さんに来て知って欲しいですね」。オープンから3ヶ月、細い路地の中にあるが、早くも口コミを中心に着実に認知が広がっている。メニューは6000円と8000円のコース2種類。いずれも新潟の食材をふんだんに使っており、毎月内容が変わる。「ワインや日本酒、梅酒も新潟のものを用意しています。燕三条産のカトラリーも含めて新潟をより深く知ってもらえたら」と、細部にまでこだわりが光る。店内は半個室にできる6人掛けのテーブル席とスタイリッシュなカウンター席から構成されており、難しいマナーにとらわれず、気軽にフランス料理を楽しむことができる。

ビジネス、プライベート共に食を囲むひとときの満足度を上げてくれる新店に注目だ。

【店舗情報】
住所/新潟市中央区東堀通9番町1401-2
電話/025-378-3554
営業時間/18:00~22:00
定休日/月曜(不定休あり)
※日曜日は子連れOK

Absintheオーナーシェフ 泉井則広(わくい のりひろ)
1982年生まれ、新潟市西区出身。小学生の頃に「味いちもんめ」の漫画とドラマの影響から料理人を志すようになり、調理師専門学校卒業後、イタリアンレストランを経てANAクラウンプラザホテル新潟に6年勤務。その後3カ国で日本大使館の公邸料理人として活躍後帰国。2019年10月に「absinthe」オープン。座右の銘は「実るほど、こうべを垂れる稲穂かな」

ある日の前菜「魚介類のマリネ イカスミのエクレア仕立て」

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biz Link2020年2月10日号より転載