新潟県すし組合青年部と丸三安田瓦工業がコラボ商品SUSHI瓦器を製作発表


SUSHI瓦器に寿司を盛りつける様子

新潟県すし組合青年部と安田瓦協同組合所属の「丸三安田瓦工業(阿賀野市保田)」は17日、新潟市中央区で、新潟の寿司料理にマッチする器「SUSHI瓦器(がっき)」の共同製作発表会を開催した。

新潟県すし組合青年部は2018年から安田瓦協同組合青年部と交流を開始。この組合間の連携事業として、新潟県すし組合に所属する「春よし(阿賀野市保田)」と安田瓦協同組合に所属する丸三安田瓦工業のコラボレーションが実現し、SUSHI瓦器の共同制作にこぎつけた格好だ。

このSUSHI瓦器のコンセプトは、「すしで新潟の『魅力』、『伝統』そして『未来を』を味わう」だ。このコンセプトどおり、SUSHI瓦器は、安田瓦の伝統色である鉄色の釉薬に新潟のブランド米である新之助の藁で作った釉薬を合わせて作るだけでなく、形自体も瓦に見立てるなど、随所に新潟らしさへのこだわりが見られる。当初は、器が重すぎる、テーブルに傷がつくといった問題があったものの、試行錯誤を重ねる中でこうした問題点を乗り越えてきたという。

SUSHI瓦器

新潟県すし組合青年部部長の岩淵浩氏は、「非常にかっこよく寿司が映える器だと自負しています。お客様から新潟の魅力、伝統、未来を体感いただき、新潟に思いを馳せながら楽しんでもらえるサービスを目指していきます」と話した。

新潟県すし組合青年部長の岩淵浩氏

また、SUSHI瓦器の共同制作を行った丸三安田瓦工業はこれまで、SUSHI瓦器以外にも県内企業とのコラボレーションにより、様々な新製品を生み出してきた企業だ。具体的には、「ささかみやまびこ農産(阿賀野市勝屋)」と金賞米の藁を用いて作った食器「阿賀野瓦器」や、「長場鬼瓦工場(阿賀野市保田)」の鬼瓦を製作する鬼師と共に作った「鬼土鍋」、「神田酪農(阿賀野市六野瀬)」とさらに美味しい牛乳を目指して作ったカップ「PU.LE.LA」など多岐にわたる。

丸三安田瓦工業取締役の遠藤俊氏は、「江戸時代から続く安田瓦産業をなくしたくない、という思いで作りました。こんな安田瓦の形もあるのだなと、海外を含めた県内外の方に広く知っていただきたい」と話した。

丸三安田瓦工業取締役の遠藤俊氏