新型コロナウイルス感染症拡大で、新潟県でも相次ぐイベントの延期・中止

  • 7か月前
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写真は2018年の酒の陣(参考)

3月のビックイベント「酒の陣」への影響も

新型コロナウイルス感染症拡大の影響による、イベントの中止や延期が新潟県内でも徐々に増えてきている。

県内では今月5日と6日に開催が予定されていた、「2020北東アジア経済発展国際会議(NICE)イン新潟 日露エネルギー・環境対話イン新潟」が延期に。この発表は1月31日で、県が新型コロナウイルス感染症への対応部会を、「情報連絡室会議」から「警戒本部会議」に引き上げたのと同日だった。また31日には新潟市でも初めて、「連絡調整室会議」を開催。県と市のこうした対応は主に、政府が同ウイルス感染症を、感染症法上の「指定感染症」とすることを閣議決定したことを受けてのものだが、1月末を境に県内でも警戒のフェーズが上がり、目に見える形での影響が広がってきたと言える。

20日には、日本労働組合総連合会新潟県連合会(連合新潟)が、25日に開催予定であった新潟県経営者協会との懇談会、および2020年度春季の「新潟県中央総決起集会」の開催を中止に。また1月には朱鷺メッセ至近の万代島多目的広場で実施されており、第2弾を同じ会場で今月29日より2日間実施予定であった「万代島こども秘密基地」も20日、中止が発表された。

さらに先の予定でも、4月8日に新潟テルサ(新潟市中央区)で公演予定であった上海歌舞団の舞劇「朱鷺」の中止が、既に発表されている。

新型コロナウイルス感染症に対応する関係機関が受けた影響も露わに。十日町地域消防本部では、27日に予定されていた、消防職員が新型コロナウイルスを含む感染症への対応を学ぶ研修が中止に。同研修には十日町保健所が協力する予定であったが、感染症対応で忙しくなり、不可能になったためだという。

18日に新潟市が開いた連絡調整会議では、宿泊施設のキャンセルやクルーズ船寄港中止など、主に観光業が予期し得ない打撃を受ける報告が、相次いでなされた。また新潟空港を発着するハルビン線も、当初の3月末までの運休予定が、4月末までの予定に。

20日には、3月14日から2日間予定されていた県内最大級のイベント「酒の陣」について、何らかの発表がなされる予定。もし同イベントが中止となれば、開催会場(朱鷺メッセ)のある新潟市および新潟県にとって、厳しい春の訪れとなる可能性がある。