32年続いた新潟県上越地域のタウン誌の雄、「ジャックランド」が最終号

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最終号となった3月号

上越地域の月刊タウン情報誌「ジャックランド」が現在発売中の3月号で終刊となる。32年6か月続いた上越タウン誌の雄も姿を消すこととなった。同誌を発行するジャックの植木昌成社長は「非常に残念なことだが、時代に対応できなくなってしまった。フリーペーパ―とは一線を画していたが、今は情報がネットやSNSにて無料で得られる時代になった」と話した。

同誌は1987年9月の創刊。上越には「月刊ゆうほう」などすでに2誌が存在し、「うちは後発だった」(植木社長)。植木社長は「業者から3か月持たせるためには500万くらい必要だと言われた。しかし、資金がなかった。そこで、ワープロで見本誌を作ってクライアントを回った。前倒しで300万円が集まった。それを元手にして発行した」と当時のことを話した。

最終号となる3月号には「プレイバック座談会」と題して、8ページにわたり、古参スタッフ4人による誌上座談会を掲載。編集後記の次ページには「終刊のお知らせ」が載った。

スタッフには1年前に廃刊の話をしていたという。スタッフの勤務は3月末まで。その後、残務整理は6月頃までかかる見通し。

植木社長は「現在も無借金経営だが、続けていても将来上向いてくるような業界ではない。スタッフに迷惑をかけないように考えた」と話した。上越市内では惜しむ声が聞かれている。

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