新潟市中央区沼垂で「発酵・大醸し祭り」

味噌盛り放題500円に長蛇の列

認知度も上がり、地域のイベントとして定着した「発酵・大醸し祭り」

新潟市中央区沼垂地区で峰村醸造(味噌・醤油)、古町糀製作所(甘酒)、今代司酒造の3社が合同で企画し、蔵・敷地を開放するイベント「発酵・大醸し祭り」が14日、15日の両日で開催している。このイベントは4月と9月の年2回、計4日間開かれ、今年で3年目。過去の開催では来場者向けの駐車場を用意していたが、今年は近隣への配慮からそれを廃止。影響が懸念されたが、むしろ例年を大きく上回る人出でにぎわった。 

同イベントの目玉アトラクションとなる「世界味噌盛り選手権」(500円で30秒間、パックに味噌詰め放題)には、オープン前から行列が出来はじめ、ピーク時にはワンブロックをぐるりと取り囲むほど約500mの長蛇の列ができた。また、3月に酒蔵の一部を「日本酒ブティック」としてリニューアルした今代司酒造では、「大醸し祭り限定酒」の販売や利き酒チャレンジのアトラクションも催され、左党を喜ばせていた。 

3社はいずれも和僑商店ホールディングスのグループ企業だが、沼垂に息づく醸造文化・発酵文化を前面に出した地域ブランディングが奏功し、今や新潟市の観光ルートに組み込まれている。外国人旅行者が「新潟で一番印象に残った観光コンテンツ」で、今代司酒造が1位になるなど知名度は上昇中。また今回、駐車場を廃止して来場者が増えたように、街歩きの魅力も大きな求心力となることがわかった。 

「発酵・大醸し祭り」は明日15日も中央区鏡岡の峰村醸造などで開かれる。

味噌盛り放題に約500メートルに及ぶ長蛇の列

 

「世界味噌盛り選手権」は500円でエントリー

今代司では限定酒の販売も