新型コロナ、新潟市の患者が卓球大会に参加していたことなどが判明


新たにわかったことを説明する野島晶子保健衛生部長(写真中央)

新潟市は4日、秋葉区の患者(県内1例目の患者)との濃厚接触者としてPCR検査を受けたが検体不良のため再検査になった人の結果は陰性だったと公表。陰性だったことから、秋葉区の患者の濃厚接触者で陽性となった人の数は、加茂市の1名と新潟市の3名のままで変わらなかった。また、秋葉区の患者の濃厚接触者で、検査を終えていないのは、医療関係者の10人となった。10名は今後PCR検査を受ける予定だが、日にちは未定という。

秋葉区の患者との濃厚接触者で陽性だった3人(新潟市在住)の行動歴で新たにわかったことについても公表した。

このうち、東区在住60歳代女性の患者(22日から悪寒や咳などの症状)が、24日に亀田体育館で開催された「みんなの卓球オープン大会」(オール・アルビレックス・スポーツクラブ主催)に参加していたことなどが新たにわかったという。

卓球大会は100の参加チーム(1チーム2〜3人)を募集して行われたことから、最大200〜300名の参加者があったと思われる。また、小中学生の部(男子、女子)、一般(A、B)に分かれ行われていたが、この区別に関係なく、試合が終わり空いた卓球台で次々と試合を行っていたことから、対戦チームでなくても、参加者がこの患者と隣り合わせの台で試合を行ったことも考えられるという。このため、新潟市では速やかに、主催者を通じて、参加者を把握していきたいという。なお参加者のほとんどが新潟市内在住の模様。

一方、3人の患者の濃厚接触者は、卓球大会の参加者(同じチームのメンバーなど)を含め、約65名で、調査の進行で今後も増えていく可能性があるそうだ。なお1例目の濃厚接触者50人は全てPCR検査を行なったが、この65人については、症状が出た場合のみ検査を行うという。

市では、3人の行動歴から下の日時を利用し、37.5度以上の熱が4日以上続き(高齢者や基礎疾患のある人は2日程度)、強い倦怠感や息苦しさがある人は、保健所の帰国者・接触者相談センターに相談してほしいと呼びかけている。

 

 

その一方、濃厚接触とは、感染の疑われる人と同居、長時間の接触(これまで登場しているスポーツクラブ、ライブハウス、屋形船などのほか、車内、航空機内など)があった人、対話する距離にあった人などであり、濃厚接触がない人に感染する可能性は極めて低いので、過剰に不安がることなく、咳エチケットや手洗いをしっかりとしてほしいという。

 

患者と母親の体調

秋葉区在住の患者の母親は、これまで通り、夜は体温37度を超えるが、日中は36度台。これから退院に向かっていくが、退院前にPCR検査を行うことを検討しているという。

秋葉区の患者(県内初感染者)は、今朝38.5度の熱があったが、内服薬を飲んで37度に下がった。倦怠感はあるが、呼吸は安定している。

東区在住の60歳代女性は、現在、症状なし。

東区在住の50歳代の女性は、倦怠感は継続しているが、熱は37度。

中央区在住の40歳代男性は今朝39度超の熱があったが、内服薬を飲んで38度台に下がったという。呼吸は安定しているそうだ。