旅館「松泉閣 花月」(新潟県湯沢町)がボランティア活動として児童・生徒の預かりを開始


松泉閣 花月

越後湯沢の温泉旅館、松泉閣 花月(湯沢町)は4日、新型コロナウイルスによる休校に対応し、ボランティア活動として小中学校の児童・生徒の預かりを始めた。利用料は無料だが、保険料として500円がかかる。同社では「現在問い合わせが来ている。現在は湯沢町が対象だが、隣町の南魚沼市にも広げていきたい」としている。

湯沢町の小中一貫校である湯沢学園の休校開始(3月4日)に合わせ、同日から預かりを開始した。同校は同町唯一の学校。子供の預かりは新型コロナが終息するまで継続する。

同社には保育士免許を持った女性従業員(レストラン担当)がおり、その指導の下、宿泊の客とは別の保護空間を確保した。具体的には宴会場を利用することとした。現在はまだ開始から間もないため、利用者はいない状況。

同社では休校が決まった時から何かできないかという声が主婦の従業員から出たという。従業員の子供は開園している保育所にいるため、時短勤務などで対対応しているという。

同社の番頭、山木海さんは「同校には児童・生徒が約500人と人数が少ない。都市部とは違い田舎なので、祖父母に預かってもらっているのではないか。今後は隣町の南魚沼市までも対象を広げていきたい」と話す。

預かりの時間は午前9時から午後5時まで。自宅から弁当を持参することを想定しているが、調理場で作った弁当を300円で出すサービスも行う。

山木さんは「湯沢のスキー客が来ているが、新型コロナの影響で、宿は忙しくなくなっている。何か現場の発見になればと思っている」と話している。