新潟市では市内5例目となるコロナウイルス感染者が発生(続報)


説明する野島晶子保健衛生部長

新潟市は5日、市内で5例目となるコロナウイルス感染者が発生したと発表した。中原八一市長は、「市内4例目患者の家族ということで感染の可能性をある程度予測していた。本市の新型コロナウイルスの感染拡大は今後も予断を許さない状況が続く。速やかに濃厚接触者の調査を進めていく」と話した。

4例目(中央区、自営業、40歳代男性)の感染者の母親(70歳代無職)で、父親も含め3人で同居していた。母親は介護施設に通院はしていなかった。また現在、この患者(5例目患者)の濃厚接触者の調査も始めたという。なお父親は症状もなく、感染拡大のリスクも低い状況にあることから、PCR検査は行っていない。

新たに感染のわかった患者(5例目)は2月29日から、37度台前半の微熱が発生。3月2日には、4例目患者の濃厚接触者として自宅待機を指示された。その後、4日に38度台の発熱、倦怠感、咳などの症状を呈した。また4日に保健所が検体を採取し、5日にPCR検査を行ったところ、陽性と判明した。

一方、この母親も含め64人の濃厚接触者(2例目患者の濃厚接触者49人、3例目患者の濃厚接触者5人、4例目患者の濃厚接触者10人)がいる。この64人のうち、「すでに症状が出ている人、感染拡大の恐れがある状況にある人を優先して検査する」という方針に基づき、6人の検査を行った(他の5人は陰性だった)。

なお、市では、PCR検査機器の台数を2台増やす予定で、契約の段階まで来ているが、機器が米国製で、日本には月1台のペースでしか入ってこないことから、入ってくるのは最短で3月末になる見通しという。導入されれば、(ノロウイルスなどの感染症検査も含め)30検査/日が90検査できるようになる。

また、これから5例目の患者が、第2種感染症指定感染症医療機関である新潟市民病院(6床)に入院すると、同病院の陰圧室(6床)は満床(1〜5例目患者と1例目患者の母親)になることから、市では今後の対応などについて県と協議していくという。