新潟県内のPCR検査の能力は1日最大110件


新型コロナウイルス関連の佐伯新情報などについて説明する健康対策課

新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査。新潟県内には、このPCR検査を1日最大110件行なう体制がある。内訳は新潟県が80件、新潟市が30件。現在、県内では1日平均20〜30件のPCR検査が行われているが、まだ余力があると言える。「他県では、医療機関や保健所からの検査依頼を断っているという報道もあるようだが、新潟県では医療機関から依頼があれば、全て検査を行っている」(県福祉保健課)と話す。

新潟市では、(同時に最大30件の検査を行うことができる)PCR検査の機器を現在の1台体制から2台増やし3台体制にする予定。ただ、装置は米国製で、日本には月1台のペースでしか入ってこないことから、入ってくるのは最短で3月末になる見通し。導入されれば、ノロウイルスなどの感染症検査も含め、現在の1日30件から、90件に増やすことができる。

一方、仮に今後、急激に検査数が拡大し県内での検査がスムーズでなくなってしまう事態が発生しても、6日にPCR検査が公的医療保険の適用対象になったことから、保険適用の仕組みを使って、検査体制を増強することも可能という。

なお、新潟市の説明によると、市のPCR検査の装置は、前処理などを含めて検査に12時間程度要するほか、装置を1度回し始めると、新たな検体を追加できないそうだ。このため、コロナウイルスやノロウイルス以外の検査が緊急で入ってきた場合、対応できない状況にある。だが、新たな装置の導入は、こうした状況の解消にもなるそうだ。