コロナ感染の急拡大の備え新潟県が「医療調整本部」の機能を強化。花角知事が本部員を前に訓示


新潟県は、医療機関関係者や県職員で構成し、医療提供体制の調整、入院病床の確保、軽症者の宿泊施設(ホテルなど)療養に関する調整、検査体制の調整、資機材(マスク、消毒液、防護服など)の調整を行う「医療調整本部」の人員を大幅に増員。これに合わせ、花角英世知事が27日、本部員に対し訓示を行った。

本部員はこれまで45人体制だったが、県内での感染者の増加を踏まえ、約100人(医療機関関係者約10人、福祉保健部職員約70人、福祉保健部以外の応援職員約20人)に増員した。

花角知事は、本部員を前に、「新型コロナウイルスの最前線で一生懸命取り組んでいただいていることに改めて感謝する。県内の皆さんに、強い外出の自粛をお願いし、また事業者の皆さんに、休業の協力の要請をして、大変多くの県民から協力をいただいているが、それでも残念ながら県内の感染者の確認が断続的に続いている。感染源がわからない感染者も着実に増えている状況の中で、いつ感染の急拡大が起きてもおかしくない。大変危惧される状況だと思っている。起きるかもしれない感染の急拡大に備えて、一つは、医療の提供体制の整備をさらに進めなければならない。さらなる病床の確保、迅速な入院調整、宿泊の療養体制のさらなる整備、外来・PCR検査の強化など多くの課題がある。これらの課題にさらに力を入れて取り組んでもらいたい。今まさに医療の現場で多くの医療関係者に頑張っていただいている。病院関係者、保健所関係者も一生懸命頑張っていただいている。調整本部の皆さん、そうした皆さんとしっかり連携し、彼らを支えて、この困難な状況をなんとか乗り越えていけるよう、改めて皆さんの力を結集し、総力を挙げて取り組んでいただきたいと思う」と語っていた。

訓示後に記者たちの取材に応じた花角知事は、本部機能拡充の狙いについて、「DMAT(災害派遣医療チーム)の医師にも常駐していただき、患者さんの迅速な入院調整にあたっていただく体制を作って、しっかりとした県民への医療の適切な提供体制を構築」することとし、「起き得るかもしれない感染の急拡大に備え、準備を進めていきたい」と語っていた。

説明を受ける花角知事

医療調整本部



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