花角英世新潟県知事が定例会見、「高校生の代替大会の実施を検討」


新潟県の花角英世知事(2020年5月13日撮影)

新潟県の花角英世知事は28日、新潟県庁で定例記者会見を開き、出水期(6月~9月)が近づき、豪雨による河川の氾濫などの危険性が高まることから、県民に注意を促すとともに、避難所での感染拡大防止策などについて説明した。また、花角知事は、高野連が夏の高校野球が中止になったことを受け、県教育委員会では特に高校3年生を対象にして、体育系や文化系の様々な分野で代替となる大会を各団体に検討を依頼していることを明らかにした。

水害については、県では河川監視カメラを県内123カ所に設置し、7月から河川水位とカメラ画像をあわせて確認できるようにシステムをリニューアルするほか、県のインターネットサイト「河川防災情報システム」で河川の水位や雨量などが、「土砂災害警戒情報システム」で危険度などがパソコン、スマートフォンなどにより、リアルタイムで確認できるようになっている。

花角知事は会見上、水害などで避難した場合に人が集まり、感染のリスクが高まることに言及。「市町村でも体育館だけではなく教室を使えるようにする工夫も始まっている。県としても、研修会やデモンストレーションなどを実施することで支援していく。ホテル、旅館の活用も検討していく」と話した。また、記者の質問に対し、「避難は避難所だけではない。上層階に行ったり、安全な知人宅や親戚の家というものある」と答えた。

一方、観光振興について聞かれ、花角知事は「人の動きが活発になれば感染のリスクも上がるが、新しい生活様式の実践などで乗り越えていけると思っている。まずは県内需要の喚起で、来月から県民向けの5,000円割引の宿泊キャンペーンも始まる。すでに、にいがた結プロジェクトの中で宿泊業者向けのクラウドファウンディングも始まっている。観光業者も少しずつ元気になってもらいたいと願っている」と話した。

2月29日に県内で最初に感染者が出てから3か月となったことについて、「医療関係者の努力があると思う。医師不足の新潟県では400床という数字は他の都道府県と比べてもしっかり確保できている。院内感染やクラスターが新潟県では発生していない。高齢者施設でも集団感染は大きなものは確認されていない」と話した。新型コロナウイルスの第2波については、「北九州は20数日間、感染がなかったが発生した。新潟県でも13日間出ていないが、リスクはあると頭の中に入れて警戒は緩めてはいけない。県民には新しい生活様式の実践、事業者には感染防止策など緊張感を持ち続けることが大事だ」と話した。



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