スノーピークと関西学院大学がテント空間と創造性の関係性について共同で実証実験を実施


株式会社スノーピーク本社

株式会社スノーピーク(新潟県三条市)はこのほど、関西学院大学と共同でテント空間が創造力向上に与える影響について実証実験を行った。

今回の実証結果は、スノーピークと関西学院大学が展開しているCamping Campusの効果の一端を実証したものであり、その成果は25日に「第17回日本感性工学会春季大会」で発表された。

スノーピークと関西学院大学は、2020年6月から包括連携協定を締結し、大学内構内の共有スペースにキャンプ体験を取り入れるCamping Campusという取り組みを行っている。この取り組みは、学生にリラックスできる空間を提供するとともに、主体的な学びやフラットなコミュニケーションを促進することを目的としたもの。

テント利用者やCamping Campusの活動に参加した学生からは、キャンプ体験が学びやコミュニケーションを促進するとの感想が得られたが、効果が科学的に確認されたものではない。そこで、今回はCamping Campusの効果を数値として測定するため、実証実験を行った。

研究の内容は、大学構内の小教室(室内条件)と芝生広場(屋外条件)の2か所にテントを設置し、その中、あるいは外で創造性課題を行うことで、テントというキャンプに特有の空間が創造性を高めるかを検証した。

研究結果については、テントがある場合は、ない場合よりも創造性課題の成績が高いことが判明した。スノーピークは、なぜテント内で創造性が向上するのかは今後の研究によって確かめる必要があるが、この結果はCamping Campusの取り組みの効果を数的に実証するものであると考えられるとしている。

調査概要は、2021年10月28日から11月5日の期間で、関西学院大学に通う大学生21名(男性21名)を対象に、場所2条件(学内の小教室、芝生広場)に加えて、テントの有無2条件の4条件を参加者内で比較した。

創造性課題は、遠隔連想テスト(創造的思考を判断するためによく用いられる測定方法で、一見無関係に見える複数の言葉の関係を答えさせる)のうち、19問×4セットに分割して用いた。この4セットは難度が同等になるようにした。学内の芝生広場と小教室にテントを設置し、テントあり条件ではテント内で課題を行い、テントなし条件ではテントを撤去して課題を行った。

包括連携協定を締結している関西学院大学と実証実験を行った



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