官民一体の支援プロジェクトを推進する長岡商工会議所青年部


プロジェクトを発表した記者会見の様子。左から丸山 智長岡商工会議所会頭、鷲頭加思郎同青年部会長、磯田達伸長岡市長

新型コロナウイルスの影響を受けた店舗への支援策として、長岡商工会議所青年部が、長岡市や長岡青年会議所とタッグを組んだ官民一体となる地元支援プロジェクトを進めている。その名も「やっぱり好きんが長岡 未来応援プロジェクト」。クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で、10%プレミアが付くチケットなどを購入する形式で6月29日まで募集している。チケット配布期間は7月15日から8月31日で、チケット有効期限は9月1日から来年7月22日までとなっている。

長岡商工会議所青年部のメンバーが「何か地域のためにやりたい」とクラウドファンディングを発案。3月末から仙台商工会議所の青年部がクラウドファンディングを実施していたため、担当者に電話でノウハウを聞いて参考にした。

同プロジェクトは、長岡市内の飲食店だけでなく、様々な店舗を支援するもので、長岡市にいなくとも受けられるサービスや商品も多く揃えているのが特徴。目標額は5,000万円。

参加店舗は約240社だが、最終的には300社を目標としている。サイト上の目標は500万円に設定してあり、2日後くらいにクリア。達成率でサイトのトップの方に表示されるようになるため、まずは低い設定でスタートしたという経緯がある。5月中旬の時点で1,050万円を達成している。

同プロジェクトへの思いを同会議所青年部の鷲頭加思郎(かしろう)会長に聞くと、「長岡花火が今年中止になり、戦後初めて長岡では花火が開催できなくなった。中越地震でも東日本大震災の時も実施した。約100万人が来るので、飲食店や宿泊、酒屋関係など経済的にも影響がある。それと、マインド的に長岡の街の元気がなくなっている。まず、商工会議所でプラットフォームを作り、支援の輪を広げることが励みになるのではないか」と話していた。

鷲頭加思郎長岡商工会議所青年部会長

支援の方法はチケット・商品購入型と、事業支援型支援の2つ。チケット・商品購入型は、まず「キャンプファイヤー」特設サイトにアクセスし、支援する店や金額、決済を選択。支援金チケットについては、支援金額は複数選択も可能で、各事業所への1企業からの支援金額は1店舗につき、上限100万円までとなる。なお、申し込み1件につき、システム利用料200円(税別)が別途かかる。

例えば、支援金2,000円ではお礼の手紙またはメールとなり、5,000円からは5,500円のチケットもしくは商品となる。以下、1万円、3万円、5万円、10万円までとなり、それぞれ10%のプレミアムか、商品が付くことになる。

長岡市と長岡商工会議所から補助金が出ており、長岡市はプレミア5%分と振込手数料を負担、長岡商工会議所はプレミア5%とクラウドファンディング手数料5%プラス消費税を負担する仕組みとなっている。

次に、事業支援型は支援への寄付金額に応じたホームページなどでのクレジット紹介を行うというもので、支援者は「キャンプファイヤー」で希望団体を選び、支援する。

長岡市はクラウドファンディング手数料5%+消費税のほか、事務局手数料3%プラス消費税および振込手数料を負担することになっており、チケット購入型も含めてかなり行政のバックアップがある。5月中旬には磯田達伸長岡市長、丸山智長岡商工会議所会頭、鷲頭青年部会長の3者で記者会見を行った。

鷲頭会長によると、長岡市としても経済対策の一環としての効果があるとの判断だという。まだ、クラウドファンディングを知らない人もおり、その点がネックだというが、官民一体の取り組みの今後の展開が注目されるところだ。

「やっぱり好きんが長岡 未来応援プロジェクト」



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