新潟県小千谷市のストーリオがコロナ対策の木製指輪を開発、クラウドファンディングをスタート

触らずに様々な物を操作できる

新潟県小千谷市のストーリオ株式会社はこのほど、ドアノブやつり革などウイルス付着がある場所を直接触らず操作ができる木製の指輪「ノイリング」を開発した。20日から「マクアケ」でクラウドファンディングをスタートした。

マクアケ ストーリオのページ

「ノイリング」はドアの開閉、つり革につかまる、エレベーターやタッチパネルを押すなどの時など新型コロナウイルスへ付着が気になるが、その不安を和らげたいと同社が開発したもの。本体は新潟県魚沼市の里山から計画的に伐採したカエデ木材で、銀イオン系の抗ウイルス塗装が施してあり、裏面は誘電ゴムとなっている。サイズはS、M、L、LLの左右がある。

ドアノブはゴムの摩擦で回すことができるほか、装着したままキャッシュカードなどを財布から取り出すこともできる。また、器具を使っているという違和感を見せないようファッショナブルなデザインであることも特徴。

まずはクラウドファンディングで30万円を目標に展開し、その後、店頭販売に乗り出す。ギンザシックスや代官山蔦屋書店などの店舗で販売する予定。

同社は2004年に設立。同社によると、設備から開発した堅木無垢材の小径曲げ加工は世界唯一の技術であり、ウッドデザイン2017林野庁長官賞を受賞している。

ノイリング本体

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