景気の急落は下げ止まり。帝国データバンクが(TDB)2020年6月の景気動向調査を発表

  • 1か月前
  • 経済

全国の景気DI

株式会社帝国データバンク(TDB)は3日、2020年6月の景気動向調査を発表した。

それによると、全国規模での6月の景気DI(50を境にそれより上であれば「良い」、下であれば「悪い」を意味し、50が判断の分かれ目)は前月比2.4ポイント増の27.6となった。国内景気は経済活動が再開し徐々に動き始めたことで急落傾向が下げ止まった。

今後は、後退傾向が一時的に下げ止まるものの、力強さに欠ける動きが続くとみられる。

規模別では大企業(30.1)、中小企業(27.0)、小規模企業(27.8)と、いずれも悪化は8ヶ月でストップした。

業界・業種別にみると、全業界で低水準の推移が続いたものの、緊急事態宣言の解除を受け、「小売」「サービス」など9業界で持ち直しの動きとなった。一方、製造業などで荷動きが停滞した「運輸・倉庫」は悪化した。

地域別では、2016年11月以来3年7ヶ月ぶりに全10地域で下落傾向に歯止めがかかった。特別定額給付金の支給が続いたほか、6月19日に県境をまたぐ移動制限の全国的な解除などは、地域経済への期待感が高まる要因となった。

地域別の状況

新潟県の6月の景気DIは前月比0.8ポイント増の26.7と2ヶ月連続で改善

一方、新潟県を含む北陸ブロックの6月の景気DIは、前月比1.4ポイント増の26.5と2ヶ月連続で改善したが、4ヶ月連続で20台に低位とどまった。全国10地域中の順位は7位で前月から変化はなかった。

規模別では大企業が前月比0.9ポイント減の31.3になる反面、中小企業は2.0ポイント増の25.5となった(中小企業のうち小規模企業は5.7ポイント増の27.9)。

業界別では「農・林・水産」「金融」「不動産」「製造」「卸売」「小売」「サービス」「その他」の8業界が改善。「建設」「運輸・倉庫」の2業界は悪化した。判断の目安となる50を超えた業種は「その他」のみ。

新潟県の6月の景気DIは前月比0.8ポイント増の26.7と2ヶ月連続で改善したが、20台が続いている。全国との比較では、0.9ポイント下回り、全国順位は32位と、前月の21位から順位を上げた。

規模別では大企業が前月比1.7ポイント減の29.1になる反面、中小企業は1.2ポイント増の26.3となった(中小企業のうち小規模企業は3.1ポイント増の28.0)。大企業と中小企業の規模間格差は、2.8ポイントで、前月(5.7ポイント)から格差が縮小した。

業界別では「金融」「不動産」「製造」「卸売」「サービス」「その他」の6業界が改善、「建設」「小売」「運輸・倉庫」の3業界は悪化した。「農・林・水産」は横ばいだった。判断の目安となる50を超えた業種は「その他」のみ。

【帝国データバンクTDB景気動向調査 -2020年6月調査結果-】
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/k200701.html



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