しろね大凧と歴史の館にて「大凧VR体験」してみた

8月6日、凧合戦でおなじみ、新潟市南区白根の「しろね大凧と歴史の館」が開館23周年を記念して「白根大凧合戦VR体験~大凧の視点から凧合戦を見てみませんか」のイベントを開催した。

白根大凧合戦は1737年(元文2年)に始まったといわれる。白根(東軍)と味方(西軍)が信濃川の支流である中之口川をはさんで大凧を上げ、綱を絡ませたのちに綱が切れるまで引き合うという勇壮な祭り。

この大凧合戦で上がる凧に、車載カメラならぬ「凧載カメラ」を付けVR映像を作成。
大凧に乗った空中散歩で360度の大パノラマを味わえるという企画だ。かなり古い話で申し訳ないが、昔、「仮面の忍者赤影」という特撮ドラマに「白影」という忍者が登場し、その白影がよく大凧に乗っていたのを思い出す。

なかなかこんな機会もないというので8月6日「しろね大凧と歴史の館」を訪ねた。同館はまさに「凧の博物館」という具合で、白根凧合戦の凧ばかりでなく、日本中、世界中の凧が一堂に会している。凧作りと凧あげを体験できるコーナーもある。さらには凧合戦の3Dシアターまでありなかなかの迫力。

しかし今回は3Dより一段階迫力が上のVR体験だ。早速、専用ゴーグルをつけてスタート。
なるほど・・・前後左右に絵がひろがり、完全に凧合戦の会場に放り出された感じでスタートだ。さあ、上がるぞ!ああ、こりゃ迫力満点。凧に乗るってのはこういうことか。高いところが苦手な人はやめたほうがいいかもしれないが、なかなか快適な空の散歩だ。空にいたのは時間にして30秒ほどだろうか・・・最後は綱引きのシーンで終わり。

すると、スタッフ「これで一般向けのバージョンは終わりです。次にリアルスピードの上級者コースです。落ちるところまでありますから、かなり怖いですよ」
さっきのは「スロー再生」だったというわけだ。どうりで楽々としたものだった。しかしここまで来たら体験せずには帰れない。上級者コースにGOである。

ひえーっ、上がっていくスピードが段違いだ。実際の体は全く動いていないにもかかわらず、なんだかGを感じるのはどういうことか。絶叫マシーンとかが好きな人はたまらないかも。と上がりきった数秒後、今度は凧が地面に落下し始めた。落ちる時もやっぱりGを感じる。いよいよ眼前に緑の地面が迫ってきた。ああ、もうダメだ。ガシャーン!

たしかに思った以上の迫力だった。これはネットの動画で見ても伝わらないだろう。

同館では、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて外国人向けに施設のPRをしたい意向。今後は東京などで新潟のイベントがある際などに、このVR動画を持参して体験してもらうのだという。

VR動画が表現できなくて申し訳ない・・・

館内はさながら凧の博物館

凧を実際にあげられるコーナーもある