フードメッセinにいがた2018のみどころ

「新たしい切り口の米」に「農業女子」も

会場

昨日伝えたとおり、本州日本海側最大の食の国際総合見本市「フードメッセinにいがた2018」が朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター展示ホールで9日まで開催中だ。

今回も見どころは数多くあるが、新たしい切り口の「米」もそんな見どころの一つ。

これまで新潟米といえば、魚沼コシヒカリに代表されるように恵まれた環境にあったが、米価下落、米の消費量の追い込み、他地域の追い上げなどがあり、厳しい環境に置かれている。また、「高年齢の方は産地や銘柄で米を選び、30~40代安全性で米を選びますが、(将来米の消費を支える)若手は『何に使うか』で米を買うかどうか決めています」(主催者)。そうしたなか、リゾット米など切り口を変えた米の展示が目立っているのだ。

昨年のフードメッセでデビューを果たした燕市のフードブランド『HIEN(飛燕)』もその一つ。幻の古代米といわれ、新潟だけしか栽培が許可されてない、紫黒もち米『紫宝(しほう)』を使い、ポリフェノール含有を売りにした商品を35~45歳の女性に提案している。

例えば、手切りの「ラスク」。サクサクとした食感と、口に入れた瞬間の芳ばしいバターの香り、優しい甘みが楽しめる。またフランスパンのイメージとは程遠い柔らかさも特徴だ。さらに、オフィス向けはポーチ型、スポーツ観戦向けはカップ型などとラスクが食べられるシーン別にパッケージも分けている。

このほかにも、たまごパン、シュークリーム、米粉など色々な商品ラインアップがあり、ホームページでも紹介している。なお、この1年間で、本屋、など女性の集う場を中心に、全国に数百単位で取り扱い店舗を増やしたそうだ。

ラスク

また農業女子の姿も目立つのも特徴だ。例えば、ふくしま農業女子ネットワークから3ブースが出展しており、きのこハウスの佐藤昭子さんもその一人。佐藤さんは、福島第一原発事故の被害で、きのこ栽培をあきらめたが、その後、カエデの樹液(メープルサップ)と出会い、原液、メープルサイダー、メープルウドンなどを製品化し販売し注目を集めている。なおメープルは滋養飲料などに加え、骨粗しょう症対策用に飲んでいる人もいるようだ。

メープルサイダー、メープルウドン

このほか、

・大規模農家の省人化や生産性向上を支援するための機械装置

・人手不足に悩む食品メーカー向け装置

・大規模農家の対極的にいるともいえる、小規模の手間暇をかけて栽培した、こだわりの無農薬・有機農作物なども展示されている。

時間がある人はご覧あれ。

HIEN

ふくしま農業女子ネットワーク

きのこハウス