新潟県、県立病院の医療事故にかかる民事調停成立を発表


新潟県は20日、医療事故に係る民事調停案件2件について、裁判所から調停案が提示され、いずれの案件も県と相手方の双方が同意する見込みとなったと発表した。12月1日に開会する12月議会に損害賠償額の決定について提案する。

1件は、県立中央病院の患者で、東京都江東区在住の女性(当時上越市在住、0歳)。平成12年2月、胃腸炎による脱水症状で左手の甲に点滴を実施した際、点滴漏れにより左手の甲から前腕部にかけて皮膚の壊死が発生。患者の成長に合わせ、継続的に治療を行ったものの、左手の甲から前腕部にかけてケロイド状の傷跡が残存したという(症状固定時19歳)。

今年9月、解決を図るため、県が調停申立(東京簡易裁判所)。同年10月、裁判所から調停案が提示され、患者が同意する旨意思表示した。損害賠償額(12月議会提案予定)は、10,85万8,208円。

もう1件は、旧県立小出病院(魚沼基幹病院をはじめとする魚沼地域の医療再編により魚沼市に移譲され、現在は魚沼市立小出病院に名称変更)の患者で、魚沼市在住の女性(30歳代)。平成25年5月、血液検査のため左肘からの動脈血採血を実施した際、神経を損傷し、左腕の痛みなどが発生したため治療を行ったものの、持続的なしびれなどが残存。院内で検証の結果、採血時の部位選択に一定の過失があったと判断。

今年3月、解決を図るため県が調停申立(長岡簡易裁判所)。同年10月、裁判所から調停案が提示され、患者が同意する旨意思表示した。損害賠償額(12月議会提案予定)は、363万1,935円。



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