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新潟県の花角英世知事会見、12月補正予算で佐渡汽船への支援として9億円弱を計上

花角英世知事

新潟県の花角英世知事は25日、定例会見を開き、冒頭、12月県議会に提出する議案や補正予算の概要について説明した。

補正予算額は13億800万円。2020年12月期決算で約14億円の債務超過になる見通しの佐渡汽船への支援に8億9,480万円を計上したほか、スキーの国内需要を喚起するための緊急対策事業(リフト券、レンタル用品、雪遊び体験などへの補助)に1億8,660万円を計上している。佐渡汽船について花角知事は、「債務超過を放置するすると、金融機関の支援も得られなくなって事業の継続が危ぶまれるため、何らかの行政支援が必要であると以前から申し上げてきた。もちろん佐渡汽船に経営改善の努力を最大限に行なっていただくことが前提だが、そのうえでどうしても埋まらない14億円をどうやって埋めるのか、関係者と調整してきて、このほどまとまった」と説明した。

また、今年7月に専決で予算計上した地域公共交通事業者の感染防止対策(サーモグラフィーの導入、3密を避けるための運航体制など)を支援する事業に、国の内示増があったことから、新たに2億2,158万円を計上している(これによりこの事業の合計額は4億6,158万円となる)。

なお、佐渡汽船への行政支援については佐渡市も12月市議会に計上する見込みだ。

また、犯罪被害者などを社会全体で支え、誰もが安心して暮らせる社会実現を目指す「新潟県犯罪被害者等支援条例」案も12月県議会に提出するという。

一方、新潟市や柏崎市で新型コロナウイルスのクラスター感染が相次いで発生していることから注意報を警報に“格上げ”することは考えていないのか訊ねられ、「現在、県内で94名の方(警報基準は60名)が入院しているが、重症者はいない。ほとんどが無症状ないし軽症という状況で、1週間以内の多くの方が退院または宿泊療養施設(ホテル)に移られる見込みで、医療に大きな支障が生じている状況ではないと判断している」とした。

Go Toトラベル、Go Toイートへの対応については、政府の分科会において、感染が急拡大して医療に支障をきたしているというステージ3に該当する場合見直すべきとしている。(新潟県は)ステージ3に当たるとは考えておらず、現時点で制約をかける段階ではないと思っている。ただGo Toイートについては昨日国から新たな通知(食事券県の新規発行などについて)が出た。(新潟県は)ステージ3に該当しないと思っているが、通知もあるので、県の専門家に相談し対応について決めたい」と話した。

新潟県内は重症者が少ないうえ、死者がゼロという県は新潟を含め3県のみとなっていることについては、「医療関係者のご努力がある。県はこれまで陽性が確認された方は一回必ず入院し、医療の目が入ったうえで療養施設に入ったりしていただいていることが重症化される方の人数を減らしている要因の一つだと思う」と話していた。



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