アクシアル リテイリング株式会社(新潟県長岡市)の2023年3月期第1四半期決算(連結)、新規出店や仕入れ価格上昇の影響で増収減益


原信

「原信」、「ナルス」、「フレッセイ」をはじめとするスーパーマーケット事業などを展開する企業グループの持株会社であるアクシアル リテイリング株式会社(新潟県長岡市)は2日、2023年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

売上高は608億7,200万円(対前年同期比1.3%増)、営業利益24億1,300万円(同△17.5%減)、経常利益25億8,500万円(同△13.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益17億3,400万円(同△14.3%減)と増収減益となった。

売上高については、新規出店による店舗数の増加、商品・原材料などの仕入れ価格上昇の影響、ならびに、梅雨明けが早かったことによる気温上昇により増加した。営業利益以下については、顧客の急激な家計負担増加を懸念し、販売価格への転嫁を抑制していることによる売上総利益率の微減、電気料金や各種資材の大幅な値上げ、また、前年同期はなかった新規出店を2店舗行ったことによる成長投資に係る費用の発生で、前年同期に比べ減少した。

 

スーパーマーケット事業

スーパーマーケット事業の経営成績は、売上高が607億3,000万円(対前年同期比1.3%増)、営業利益が22億4,900万円(前年同期比△19.6%減)となった。

来店客数は、新型コロナウイルス感染症下の来店頻度を減らすといった顧客の動向は若干薄れたものの、外食産業の復調などがあり、来店客数は、既存店で前年同期に比べ0.3%減少した。一方、近年の新規出店店舗が概ね好調に推移し、全店では前年同期に比べ0.5%増加した。

買上点数は、前年同期に見られた来店頻度を減らす分、来店時にまとめ買いをする、食事は外食を控え店舗で購入して内食・中食で済ますといった顧客の動向が緩んだことや、商品・原材料等の仕入価格上昇に伴う販売価格改定の影響により、既存店で前年同期に比べ1.1%減少し、全店では前年同期に比べ1.3%減少した。

一品単価は、生鮮品全般の相場が前年同期に比べ若干高めに推移したことや、商品・原材料などの仕入価格上昇に伴う販売価格改定により、一品単価は、既存店で前年同期に比べ2.0%増加し、全店では前年同期に比べ2.8%増加した。

客単価は、買上点数は前年同期を下回ったが、一品単価が前年同期を上回ったため、客単価は、既存店で前年同期に比べ0.1%増加し、全店では前年同期に比べ0.6%増加した。

商品販売における売上総利益率は、前年同期に比べ0.2ポイント減少し28.8%となった。

 

その他事業

当第1四半期連結累計期間におけるその他の事の経営成績は、売上高が12億8,300万円(前年同期比1.2%増)、営業利益が1億3,900万円(前年同期比16.5%増)となった。

情報処理事業は、主力であるスーパーマーケット事業向けの販売が、情報機器の販売並びに情報処理のいずれも前年同期を上回ったため増加した。一方、外部顧客向けの販売は、納期に至った受注案件が前年同期を下回ったため減少した。この結果、売上高は、前年同期に比べ1.6%減少したが、営業利益は、生産性の改善による人件費の減少並びに減価償却費などの固定費減少で製造原価が減少したことから、前年同期に比べ68.9%増加した。

印刷事業は、主力であるスーパーマーケット事業向けの販売が、各種印刷物について電子媒体への移行が進んだ影響で若干減少した。また、外部顧客向けの販売は、新型コロナウイルス環境下における顧客の事業活動等が低調であったことからの回帰が見られ増加した。この結果、売上高は、前年同期に比べ1.5%増加したが、営業利益は、人員強化による人件費の増加並びに製造関連の諸経費に関する価格上昇で製造原価が増加したことから、前年同期に比べ7.8%減少した。

清掃事業は、主力であるスーパーマーケット事業向けの販売が、安定した受注を受け前年同期に比べ増加した。また、外部顧客向けの販売は、清掃関連の販売が前年同期並みであったことに加えリサイクル資材の販売単価が上昇し、前年同期に比べ増加した。この結果、売上高は、前年同期に比べ4.3%増加し、営業期に比べ2.7%増加した。

 

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