帝国データバンク新潟支店が新潟県スタートアップ企業調査、新潟県のスタートアップ企業率は全国41位

 

株式会社帝国データバンク新潟支店は16日、新潟県スタートアップ企業調査の結果を公表した。それによると、5.51%)は全国47都道府県中で41位にとどまった。

調査は帝国データバンクの企業概要データベースCOSMOS2をもとに、新潟県内のスタートアップ企業(創業・設立から10年以内の企業)について調査を実施した。なお、同様の調査を行ったのは今回が初めてという。

調査で、新潟県のスタートアップ企業(創業・設立から10年以内の企業)数は1,721社判明した。全企業に占めるスタートアップ企業の比率(スタートアップ企業率)は5.51%だった。

全国47都道府県との比較では、スタートアップ企業数は22位であったが、スタートアップ企業率は41位と低位となり、新潟県の起業・創業の少なさが浮き彫りとなった(上の表)。

スタートアップ企業件数を業種別にみると、サービス業が441件でトップとなり、建設業(415件)、小売業(234件)が続いた。

スタートアップ企業率を業種別にみると、県の就農支援制度があり法人化を推進している農・林・水産(12.20%)がトップとなり、その他(9.28%)、不動産(9.24%)が続いた。

スタートアップ企業件数を市区郡別でみると、新潟市中央区が309件でトップとなり、長岡市(255件)、新潟市東区(120件)が続いた。

スタートアップ企業率を市区郡別にみると、刈羽郡(10.77%)がトップとなり、新潟市中央区(9.53%)、新潟市西区(8.26%)が続いた。なお新潟市計のスタートアップ企業数は788件、スタートアップ企業率は7.62%だった。

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