【緊急特集】株式会社スノーピーク(新潟県三条市)の山井梨沙代表取締役社長の電撃辞任から一夜明け、予想外?の株価上昇も


山井梨沙代氏(2021年6月26日撮影)

株式会社スノーピーク(新潟県三条市)の山井梨沙代表取締役社長の電撃辞任から一夜明け、全国的な人気ブランド企業の突然のトップ辞任に様々な声が聞かれている。

山井社長は不登校の過去やタトゥーも隠さないアウトロー的な精神の持ち主で、その分信念も強く、社長に就任してからもリーダーシップを発揮してきた。「地方発の世界で一番クリエイティブな会社にしていきたい」と宣言したほか、「20年先、30年先の未来を会社と社会に対して作っていく」と地方のモノ作りを支援する事業や地方創生コンサルティングなどでも力を発揮してきた。

また、文化ファッション大学院大学出身で、パリコレにも参加する国内アパレルブランドでデザイナーアシスタントとして就業した経験もある。1年で辞めて2012年に祖父が創業したスノーピークに入社し、2014年にアパレル事業をスタート。キャンプ事業から、衣食住働遊のライフスタイル全般に向けた価値提供を目指す企業へと飛躍する原動力になった。メディアからも注目され、話題性の創出にも寄与した。

一方、県民の中では「もしかしたら22日はストップ安では」との憶測が飛び交う中、22日の同社の終値は前日比33円高の2,202円と上昇した。今期中間連結決算は増収益だったが、2022年12月期の連結業績は、下期に想定される資材高騰の影響額などを加味しているため、増収ながらも営業利益は微増、経常利益は前期比3.4%の減益を見込んでいる。

通期減益予想もあってか、キャンプブームの昨今でも株価の動きは鈍い。同社の株価は、今年3月23日に付けた年初来高値の3,630円から下降基調にあり、最近は5月11日の2,015円(年初来安値)に近いゾーンで行き来している。

その中での22日の株価上昇。ファッションビジネスジャーナリストの松下久美さんは「スノーピークは東証プライム市場に上場する企業であることから、社長のコンプライアンス違反というガバナンスが問われる事態ではあるものの、『既婚男性との交際と妊娠を理由に、辞任したいとの申し出があった』とプレスリリースで赤裸々に発表されたことに衝撃を受けた。週刊誌による暴露記事や訴訟問題への発展などに対して先手を打ったのか、父である山井太会長の逆鱗に触れたのか、気になるところだ。山井梨沙社長のアパレル事業や業容拡大に対して、手腕を認める人がいる一方で、質実剛健で機能性に優れ、かつ、自然に馴染む佇まいに魅力を感じるコアなスノーピークファンからは、その良さが薄まってしまうと危惧する声もあがっていた。今回の社長辞任については、経営という面では好感を持って受け入れる人も多いようで、東証株価が下がる中で、発表翌日の22日の株価の終値も上昇している。『人間性の回復』を社会的使命に掲げるスノーピークの今後の行方が気になる。そして、騒動の渦中であっても、授かった命を大切に育んでいってほしいと願っている」と話している。

株式会社スノーピーク本社

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