新潟県の花角英世知事が定例会見、原発再稼働の判断は「そういったもの(東電のミスなど)を含めての判断になると思う」


花角英世知事

新潟県の花角英世知事は27日、定例の会見を行った。

「東京電力の社員が他人のIDで柏崎刈羽原子力発電所の中央制御室に入った問題で東電は核物質防護に関する情報として昨年9月の発覚時に県や地元自治体へ報告を行わなかった」ことに対する見解を聞かれ、花角知事は、「入退室の管理というのはセキュリティの入り口、基本中の基本だと思っている。その部分が簡単に異常が起きたということは、全体に対する信頼、不安感が出るような事案だと思っている。しっかりと見直してセキュリティ対策、安全管理対策に万全を期してもらいたい」と語った。

「ID問題に対し知事が東京電力に対し直接説明を求めることはあるか」という問いに対しては、「すでに先週土曜日だったと思うが、直ちに防災局で東京電力に説明を求めて話を聞いている」と説明した。また、「東電の新潟支社長なりに県庁に出向いてもらって説明を求めることはあるのか」については、「国の方でこの事案の取り扱いについて検討がされているということなので、国がどういう判断・対応を取るのかを踏まえたい(踏まえて判断したい)」と話した。

「東京電力は1年や2年おきにミスをしたり、ミスを知らせないとかを繰り返しているが、知事が東京電力に抱いている信頼感はどの程度なのか」という質問に対しては、「一つ一つのミスは単純なミスであったりするのかもしれないが、重なってくると全体に対する信頼をなくしていくところはある。もちろん人間のやることだからミスがなくなるということはならないだろうが、それにしても、もっと減らせないのかと感じる」と話した。さらに続け、「信頼を裏切る意図的なことが行われたということではないが、気遣いが足りないところはある。情報の伝達は、核物質防護についての制約があるとは思うが、地域にしてみれば、どんな些細なことであっても気になる。そうしたところへの配慮を考えていただきたい。可能な限り早く情報を伝えることで安心できる部分もあるので、そうしたところに思いを致してもらいたい」と語った。

「原発の再稼働の判断に、こうしたミスの積み重ねは影響するのか」については、「そういったものを含めての判断になると思う」と語った。



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