NIIGATA VENTURE AWARD開催、宿泊施設向けAIスピーカーのTradFitが最優秀賞に


最優秀賞に輝いたTradFitの戸田良樹代表(写真左)と新潟ニュービジネス協議会の宇尾野隆会長(写真右)

一般社団法人新潟ニュービジネス協議会は21日、「NIIGATA VENTURE AWARD2022」を開催し、最優秀賞に宿泊施設向けAIスピーカーのマーケットリーダーであるTradFit株式会社を選出した。TradFitは、2023年開催の全国大会(ニッポン新事業創出大賞)新潟代表に推薦される。

「NIIGATA VENTURE AWARD」は2013年に創設(旧称は新潟ニュービジネス大賞)。募集対象は、上場・公開企業を除く県内企業、団体、個人など。事業の新規性や収益性、地域経済への波及効果などを評価し、書類審査とプレゼンテーションを経て、「NIIGATAベンチャーアワード最優秀賞」・「スタートアップ賞」・「アイデア賞」などを決定する。

21日に新潟市中央区内で開かれた今年のプレゼンテーション審査会では、予選を突破した8組の代表者が登壇し、審査員からの鋭い指摘を受けながらも、会場に集まった約60人へ向けて事業の特徴とそれによって新潟からつくられる未来について熱弁した。

審査会に出場したのは、小型風力発電装置によるエネルギーの地産地消を目指す株式会社パンタレイ、食材の産直アプリ「フレマル」の株式会社スマイルファーム、三条の無人駅にものづくりの拠点をつくる株式会社ドッツアンドラインズ、地域の廃棄紙や廃棄野菜などで「世界に一枚の紙」をつくる社会福祉法人新潟地区手をつなぐ育成会あすなろ福祉園、廃棄される古米や小米で紙すき体験を提供するurika Design Office、自然エネルギーから地域課題へもアプローチする新潟県民電力株式会社、アントレプレナーシップ教育をつづけ数々の起業家を輩出してきた新潟大学伊藤龍史研究室、そして今回最優秀に選ばれたTradFitの8組。

審査会に出場した代表者たち

会場の様子

TradFitは、AIや音声認識技術などを活用した国内外の宿泊施設の収益性を改善するサービスプラットフォーム事業を展開。TradFitの戸田良樹代表は表彰に際し「審査員から本当に様々な質問が飛び交ったが、とても学びになったし、ほかの組の発表を聞いていて刺激になった。新潟の皆さんと一緒に新潟を盛り上げていきたい」と話す。また「私は十日町の出身だが、(この受賞は)新潟に貢献したいという想いが皆さんに伝わったのだと思う」と喜びと感謝の言葉を語った。

新潟ニュービジネス協議会の宇尾野隆会長は「SDGs関連の事業や地域の特性を活かした事業、それに農林水産物の生産者の視点も入った素晴らしい内容だった。一層磨きをかけて、さらなる挑戦をつづけてほしい」と参加者たちを激励する。

第9回を数える催しだが、エネルギーの地産地消や生産者との連携、燕三条にスポットを当てた取り組みなど豊かな地域性に加え、今回初めて社会福祉法人が出場するなど発表者の性格も多様なものとなった。地域未来創造委員長を務める永瀬俊彦氏は「ベンチャーのビジコンとなるとどうしても株式会社やIT関係が多くなるが、地域性というのは本来当然あるもの。今回は社会福祉法人も参加した。一番を決めるのが最重要なのではなく、色々な人がチャレンジし、出場して名を上げるためにこの場を使ってほしいと考えている」と話した。

地域未来創造委員長を務める永瀬俊彦氏

TradFit 発表の様子

社会福祉法人新潟地区手をつなぐ育成会あすなろ福祉園の廃棄される野菜などを混ぜ込んだ手すき紙、今回社会福祉法人の出場は初

 

【関連リンク】
TradFit 公式サイト

「NIIGATA VENTURE AWARD2022」 公式サイト

 

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