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新潟県糸魚川市が来海沢地区の地すべり現場をライブカメラで現地中継

地すべり現場からのリアルタイム映像を見つめる被災者

新潟県糸魚川市来海沢地区で4日に発生した地すべりから2週間が経過した20日、糸魚川市は避難者を対象にしたライブカメラ映像による現地中継を避難場所となっている市内の温泉旅館・権現荘で実施した。

この日は避難者約10人が参加。現在、被害現場は立ち入り禁止になっているため、田辺工業株式会社(新潟県上越市)が糸魚川市に寄付したウェアラブルカメラと呼ばれるヘルメットに装着した小型カメラを使い、糸魚川市の職員が災害現場を歩いて回り、来海沢地区の被害状況を伝えた。

糸魚川市の職員がモニターに映し出されたリアルタイム映像を見ながら、大型写真を使って場所を説明した。避難者からは「まだ、雪が多くある」「きれいになっている。よかった」という声が上がり、自分の家を映像で確認して安心した人もいた。

糸魚川市によると、被害現場では現在土砂の水抜きをしている段階で、残土処理が課題であり、復旧作業は長期戦になる見通し。

来海沢区長の神喰重信さんは「まだ、土砂が7万リューベ(1リューベは縦・横・高さがすべて1mの箱の体積と同じ)あるので心配だ。ライブ映像を見て改めてひどさを感じたが、今日は危険個所が見られてよかった」と話していた。

現在、権現荘には14世帯24人が避難しており、親戚宅などへの避難者を含めた全体では、いまだ23世帯37人が避難生活を送っている。21日は2回目の一時帰宅が行われる。

また、権現荘への避難は今月末までの期限とされており、糸魚川市では市営住宅への無料での入居を勧めている。神喰区長によると、市営住宅に決めた人もおり、自身も入居する予定だという。

なお、ウェアラブルカメラは田辺工業が東日本電信電話株式会社(東京都)と連携して、遠隔地の工事現場と本部とを結ぶことなどを目的にライブ映像を携帯電話の電波で送信するサービスだが、新型コロナウイルスの影響で幅広い需要が広がっているという。今回、地すべりが起きた後に糸魚川市に2台寄付した。

市の職員が写真で被災地の場所などを説明した



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