自民党本部の萩生田政調会長が出席、自民党新潟県連大会が新潟市中央区で開催 「日本という国のあるべき姿を考え直して」

県連大会の様子

自民党新潟県連は5月20日、新潟市中央区内にあるホテルで自民党新潟県連大会を開催した。大会には、来賓として自民党本部の萩生田光一政調会長や新潟県の花角英世知事などが挨拶を行った。大会では、新幹事長に岩村良一県議、政調会長に高橋直揮県議、総務会長に皆川雄二県議が選任された。

県連の高鳥修一会長

新潟県連の高鳥修一会長は冒頭の挨拶で、「昨年は皆さんの力添えで新潟県知事選と参議院選で勝利を勝ち取る事ができた。そして、この4月には統一地方選で当選された皆様には心から喜びを申し上げたい。ただ一方で、桜井幹事長が残念な結果になるなど、選挙区によっては厳しい結果が出たという事も受け止めなければいけない」と話した。

また、来賓として招かれた自民党本部の萩生田政調会長は、次のように述べていた。

自民党本部の萩生田光一政調会長

「日本という国は、大抵のことは自分たちの国で出来るようになっているし、大抵のものは持っている。万が一足りないものがあれば、いつでも調達できると私も皆さんも思っていたと思う。しかし、3年前。マスクがない、防護服がない、注射針がないという、ちょっとびっくりする時期が来た。ロシアのウクライナ侵攻が始まったとたんにエネルギーの調達ができなくなる。こんな時代が未だに引き続いている。日本という国のあるべき姿を考え直して、もう一度しっかり足元をしっかり作り直していかなければいけない」

握手を交わす高鳥県連会長と萩生田政調会長

また、大会内で岸田文雄総理からのメッセージが読み上げられた。

「我が党は一昨年の総選挙、昨年の参院選に勝利し、先の統一地方選でも堅調な結果を収める事ができた。我が国は歴史の転換点を迎えている。経済・エネルギー・地方創生・少子高齢化・安全保障など。先送りできない課題が山積している。我が党は国民の声、地域の声に耳を澄ませて政策を練り上げ、責任政党として、これらの難しい課題に1つ1つ答えを見出し、国民の期待に応えていく」

県連大会終了後、大会内で正式決定した新潟県連の新役員が記者会見を開いた。

左から、皆川雄二新総務会長、高鳥県連会長、岩村良一新幹事長、高橋直揮新政調会長

県連の岩村新幹事長は会見内で意気込みや次の衆院選に向けての課題などを問われると、「高鳥会長をはじめ役員の皆さんと一体となって幹事長職を、精一杯務めていきたいと思う。県連は非常に大きな組織だ。関係団体や党員などに力を発揮してもらえるように私たちの方からお願いをしていかなければいけない。予測される衆院選で勝利を目指して頑張っていきたい」と話した。

続いて、続投が決定した高鳥会長は、「今日の県連大会で新たな役員や活動方針について党から了承を頂いた。その中で、最も大きな変更は6つの選挙区が5つになるという事だ。当然、新たに加わった選挙区が加わったわけだが、そこにも自民党の支部がしっかりあり、日ごろ党活動をして頂いている。新たな選挙区となった皆さんとしっかりと連携をしていくことが大事だ。それから、地域の課題についても皆さんの意見を聴きながら、組織として全力を挙げて戦っていきたいと考えている」と展望を語った。

記者からの質問に応答する岩村新幹事長(写真右)

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