【とれたてインタビュー】「夜空に描いた物語 feat.Salyu」のリミックスリリースが好調! TSUNEI「今と1年後のわたし」を語る
南魚沼市出身のシンガーソングライター・TSUNEIさんが、2022年に11月にリリースしたシングル「夜空に描いた物語 feat.Salyu」のリミックスを発表、2023年6月21日に配信開始した。今回はリミキサーに、プロデュサー・ギタリストの関口シンゴ氏を迎え、オリジナルの世界観を一変、極上の「夏空」を見せてくれている。
Ovallのギタリストでもありプロデューサーの、関口氏はあいみょんや米津玄師など数々のアーティストから引く手数多の敏腕サポーター。原曲の良さを活かしつつ、耳に心地よいアレンジをきかせている印象だ。
リリース以来後もかなり好評。東京都品川区天王洲で行われた東京ワンマンライブも満員御礼、8月20に新潟市中央区のロッティングハウスで開かれるライブもほぼ完売となった。
絶好調のTSUNEIさんに、にいがた経済新聞がインタビューした。
― オリジナルの「夜空に描いた物語 feat.Salyu」にはどんな思い入れが?
歌詞のイメージは私の地元、南魚沼の星空なのですが、人ってなにかと星に物語を投影しますよね。亡くなった人が「星になった」り、流れ星に祈りを捧げたり。星と星を勝手につなげて星座にしたり。そんな星に託す人の想いを書きました。
むしろ歌詞よりも想い入れが強かったのは曲作りのほうで。私自身、初めてフィーチャリングアーティストを迎えての曲だったし、しかもそれが大好きなSalyuさんだったので。Salyuさんの声を強くイメージしてつくったところはあります。Salyuさんの魅力って低音だと思うんですが、それをしっかり聞いてもらいたいので、Aメロでは落ち着いた感じで入って、サビで力強く聞かせる感じで。
― 今回のリミックス版ですが、リミキサーが関口シンゴさん。面識は?
2020年に出したアルバム「Into」の中の曲「ゆれていて」でギターを弾いてもらったり、私の主催ライブでゲストに来ていただいたことがあります。その時から「いつか一緒に」と思っていたので実現したのは本当にうれしい。
― 「こんなイメージで」というのは伝えた?
いえ全く。ただ「リミックスお願いします」と。でも関口さんから「こんなんでどうですか?」って上がってきた1本目が、まあ素晴らしくて!「もう、これで良くない?」って(笑)それくらい気に入ったのですよ。少しエモーショナルだったオリジナルよりもよりチルな感じで、心地よい軽さがあって。
― リミックス版各所で好評です。絶好のムーブできていますが、今年と来年の目標を
そうですね….予定は全くないのですが、できれば、初めての海外ライブをやりたいですね。台湾とか良いな、と。あとはやっぱり新しい作品を、勢いをつけて…。
― 直近の予定を
7月22日に燕市の吉田まつりでミニライブをやりますので、ぜひ見に来てください。あとは8月20日に新潟市のロッティングハウスで自主ライブなのですが、こちらはほぼ完売しました。
TSUNEI(ツネイ)
新潟県南魚沼市出身、1988年1月26日生まれ。
大好きだった亡き祖父の名前「つねいち」がその名の由来。ハタチの時に12歳の自分から届いた「歌手になっていますか?」という手紙に後押しされ歌手活動を開始。全国各地でのライブを精力的に行うとともに、CMソングやテーマソングなどの楽曲制作を数多く手掛けている。
2020年2月にはOvallのShingo Suzukiが全曲アレンジをしたアルバム『Into』をリリース。さらに2022年11月、自身初のフィーチャリングアーティストを迎えた楽曲『夜空に描いた物語feat.Salyu』を配信リリース。