【新潟県上越市出身】シンガーソングライターのLady Keikeiさん 「メロディーはいくらでも浮かんできます」<再掲載>

Lady Keikei(レディ・ケイケイ)さん

 

掲載日:2023年12月5日(更新日:2023年12月24日)

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Lady Keikei(レディ・ケイケイ)さんは、作詞、作曲を自ら手がける新潟県上越市出身のシンガーソングライター。現在長野市を拠点にライブ活動を展開中で、活動エリアは、東京、新潟、長野。幼少期からピアノを始め音楽とともに成長し、R&Bと出会いブラックミュージックにのめり込んだ。このほど、出身地の上越市内でLady Keikeiさんにインタビューを行った。

 

-−歌手を目指したきっかけについて教えてください。

「歌がただ好きだったので、周りが『歌えばいいんじゃない』ということが私が4歳くらいにありました。その後、合唱コンクルールの時には『ソロはケイちゃんだよね』ということもあり、歌を歌うことが特別なことではなくて、適材適所ではないけれど、小さい頃から歌う担当になっていました。特別、歌手になるために猛練習するということはありませんでした。高校ではバンドでパンクをやっていたんですが、先輩たちが文化祭の時にブラックミュージックを演奏してくれて、稲妻に打たれたような感覚で、ジャンル的には『これしかない』と思いました」

―−影響を受けた歌手は?

「アメリカ・ニューヨークのR&Bの歌手に影響を受けました。私のオリジナル曲では全編英語歌詞はありませんが、カバーでは英語歌詞は歌います。私がR&Bを好きになった時期は、新潟でDOUBLEという姉妹の歌手が活躍していて好きでした。また、宇多田ヒカルがデビューした時期でもあり、R&B全盛の時期でした」

−−歌手のやりがいはどんなところですか?

「国籍と年代を超えてみんなと仲良くなれたことがよかったなと思います。私が歌うことで、リクエストした人を嬉しい気持ちにできたりとか、私が何も持っていなくても、歌えることができたのはよかったなと思います。インターネットで私の歌を聞いて、海外から一緒に作りたいという人が来て、アメリカやフランスやアジアにも友達がいます。また、私の一番若いファンは8歳の男の子がCDを買ってくれて、自分が音楽をやっていなかったら、こんなに幅広く世界中の人とリンクできなかったと思います」

−−歌作りでのコンセプトについて。

「メロディはいくらでも浮かんできます。全部鼻歌でラララで1から10まで作って、ハモリも入れますが、作詞は苦手で時間がかかったりします。一気に作り上げないで、50%50%で作るのが自分にはいいのかなと思っています。R &Bは美しいコーラスが特徴としてあって、私が好きになった2000年より前は、ジャネット・ジャクソンなどはコーラスをたくさん積むんです。ピアノもずっとやっていましたので。中学生の時は小室ファミリーなどJポップを全部聞いて、祖母や母も歌がうまくて、毎週ミュージックステーションを見ていました。作詞は1コマの情景を切り取って描いています。東京のクラブで歌っていましたが、みんなオリジナル曲を歌うのが普通だったので、自然とシンガーソングライターになりました」

−−歌手としての今後の目標はいかがでしょうか?

「全国、全世界、いろんなところで歌いたいです。今後もオリジナル曲もリリースしていきたいです」

曲を聴いた人から「癒されました」「元気が出ました」という感想ももらうというLady Keikeiさん。「私がどうこうしたいというのはおこがましい。感じるのはその人次第です。求めてくれる人がいるなら、私は綺麗な声を出すことだけに集中するだけです」と言い切る高いプロ意識がある。全国の音楽シーンで活躍する日を期待したい。

 

楽曲「ドライブ」のYouTube
インスタグラム

(文 梅川康輝)

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