【トキ、ついに大空へ】トキエア新潟―札幌(丘珠)線が本日就航開始、初便出発を前に記念セレモニー


新潟空港を本拠地とする地域航空会社トキエア(長谷川政樹社長)の新規航路「新潟―丘珠」が1月31日に運航を開始した。大手傘下以外の国内線新規航路は、フジドリームエアラインズ(静岡県)以来15年ぶり。

新潟観光親善大使から花束を受け取る長谷川正樹社長

国、県などの関係者と航空会社など来賓が集い、セレモニーが執り行われた

初便の出発に先立ち、新潟空港1階センタープラザでは記念セレモニーが開かれ、来賓および関係者が参席した。

2020年に設立以来、たび重なる就航延期を経て、まさに「産みの苦しみ」を実感したであろう長谷川社長は、スピーチの際にもときおり感涙に声を詰まらせていた姿が印象的だった。

「安全運航のお約束とともに『またトキエアに乗ってみたい』とお客様に思っていただけるようなサービスの提供を」と長谷川社長

「皆様のご支援がなければここまで来ることはなかった。本当に感謝の一言。本日就航した新潟―丘珠線については、若い人にもどんどん利用していただき身近な存在になってほしい。新潟空港に乗り入れる国内線、国際線からトキエアに乗り継いでいただき、新潟空港の活性化、ひいては新潟の発展につなげたい」(長谷川社長)

「ゴールではなく、スタート。安全・安定運航を」と花角英世新潟県知事

花角英世新潟県知事は「これは決してゴールではなくスタート。新潟空港を拠点とする航空会社が生まれ、路線ネットワークを拡充していくことは、新潟空港の活性化や拠点性の向上にとって大きなこと。新規就航地である丘珠は函館や釧路など道内の地域空港と結ぶハブ機能も持つので、既存の新千歳路線とあいまって北海道と新潟の交流拡大に期待したい」と話した

「新しくなるJR新潟駅や、佐渡の世界遺産登録と合わせて、さらなる観光振興につながってほしい」と中原八一新潟市長

国土交通省東京航空局新潟空港事務所・山口敬人所長は「トキの翼が地域間の移動を活性化し、地方創生が促進されるよう、ともに進んでいきたい」と話した

新潟―丘珠線を飛ぶトキエアATR72-600は72席。目下のところ週4日(金、土、日、月)運航で1日2往復4便。この日、9時30分発の初便は、1月19日発売開始後約4分で完売した。また丘珠発の初便も予約率66.7%とまずまずの売れ行きを見せた。

 

初便の搭乗客が、続々と機内に

トキエアは今後、仙台、佐渡、愛知など国内新路線の就航を計画しているほか、丘珠線についても現在の週4日運航から完全デイリー運航への移行を目指す。

(文・写真  伊藤直樹)

 


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